Cotes du Jura Les Sarres Chardonnay Rijckaert 2013

Cotes du Jura Les Sarres Chardonnay Rijckaert 2013
Cotes du Jura Les Sarres Chardonnay Rijckaert 2013
ジャン・リケール/Jean Rijckaert
ジャン・リケールはブルゴーニュにおける白ワインの最高の造り手として有名な「ヴェルジェ」(1994 Chablis Grand Cru Valmurで、100点獲得の生産者)の共同経営者としてワインをジャン・マリー・ギュファンと共に長年造ってきました。
1997年には自分自身のワインを造るため独立しワイン造りを始めました。パートナーのレジーヌ(マコンのかなりの部分を見ているマダムは、コートドゥボーヌ、ラドワ村のブドウ農家の出身で15歳の時にはすでに本格的に畑仕事をしていた熟練のブドウ栽培者です。)と最初に決めた方針は商業的なワインではなく、自分たちが「食事の時に飲みたいワイン」を造る事です。過剰なまでに大柄で全てを付け足された結果、繊細さに欠けたシャルドネが主流となりつつある現状の中、決して飲み疲れる事なく、最大限に料理を引き立てる魔法のような彼のワインは、ミシュランガイドで三ツ星、二ツ星に輝くEUのレストランはもちろん、世界のトップクラスのレストランから絶大な信頼を得ており、生産量も少ないことから(Corton Charlemagneは1樽のみ生産)、一般市場では見かけることが困難になりつつあります。
■ジャン・リケールのワインが愛飲されているレストラン■
ミシュラン三ツ星:Pierre Gagnaire(パリ)、Alain Senderens(パリ)、La ferme de mon Pere(Veyrat)(ムジェーヴ)、L’auberge de l’Eridan(MARC VEYRAT)(アヌシー)、Buerehissel (ストラスブルグ)、Hof van Cleve(ベルギー)、De Karmelist(ベルギー)

彼のワインは抜栓後時間が経てば経つほど香りや味わいが広がってきます。通常は特級のものでも1時間デカンタージュすれば開いてくると言われる中、このリケールのワインは2~3時間経過してからが最も飲み頃です。その後3~5日は香りも味も落ち ません。重くなく、しかもしっかりとした構成と綺麗な酸を好まれる方には、最良の ユニークなワインです。大きなグラスでお食事と一緒にお楽しみ頂けるとその真髄を体感できます。

ジャン・リケール
 コート・デュ・ジュラ・レ・サル・シャルドネ [2013]750ml

■2013ヴィンテージ情報:■ (ジャン・リケール本人より)
フルーティでバランスが整った2013年ヴィンテージは柑橘系のアロマと張りのある口当たりが印象的です。フレッシュで快活、美しい骨格のワインに仕上がりました。ストレートで優雅な味わいを持つ、過去に負けない素晴らしいワインを造ることが出来ました。
ブルゴーニュにおける白ワインの最高の造り手「ヴェルジェ」の共同経営者としてワインをジャン・マリー・ギュファンと共に長年造ってきましたジャン・リケール。
その彼が1997年に、自分自身のワインを造るため独立。
方針は商業的なワインではなく、自分たちが「食事の時に飲みたいワイン」を造る事です。

飲み方の注意点:ワインが開くまでにかなりの時間を必要とします。今の時期は 8~10℃ぐらいまでしっかり冷やして、飲まれる1時間前には抜栓しておいて欲しい。なるべく大きめのグラスを使用して十分に空気と触れさせてください。抜栓後、冷蔵庫で保管して頂ければ3~4日は十分に美味しく飲めます。ひょっとしたら 2~3日後の方が美味しく感じるかもしれません。

土を感じさせ、食欲をそそる香りと共に、熟れたリンゴやナッツがほのかに表れる。切れのある酸でしっかりとした構造を持つ。長いフィニッシュ。

★ワイン・スペクテーター 90点 2014年 Web掲載のみ
ミネラルの風味が強くテロワールの特徴がはっきりと引き出されている。白い花の上品なアロマと新鮮な果実味、しなやかな骨格とフレッシュな味わいのフィニッシュが印象的なワイン。
ウメムラより)





http://d.hatena.ne.jp/akirais/20170222/1487736891
ブレリアスにて。
 
抜栓日:2017年2月21日
輝きのあるやや濃い目のイエロー。中程度の粘性。丸い感じの香りの第一印象。金柑の香り。マイルドな樽香。そこそこ厚めのボディーで、酸は柔らかい。ニュートラルなニュアンスで、フランス・シャルドネ。ブルゴーニュかな?とおもいましたが、ジュラ! こういう造りもあるんですね。勉強になります。アルコールは13%
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テーマ : ワイン
ジャンル : グルメ

Tassee Maison Chardonnay

Tassee Maison Chardonnay
Tassee Maison Chardonnay
Tassée Maison Chardonnay
タッセ・メゾン シャルドネ
Tassée Maison Chardonnay(タッセ・メゾン シャルドネ)

評価
レーティング 2.8
味わい
ボリューム 軽い□■□□□ 重い
タンニン 控えめ□■□□□強い
甘み ドライ□■□□□甘い
酸味 まろやか□□□■□シャープ
果実味 スパイシー□□□■□フルーティ
香り
マスカット黄色い花グレープフルーツオレンジ青リンゴ黄桃石灰レモン
詳細

生産地 France > Languedoc-Roussillon
生産者 Cellier des Dauphins (Union des Vigneron Côtes du Rhône/UVCDR) (セリエ・デ・ドーファン)
スタイル White wine
品種 Chardonnay (シャルドネ)
vincaより)





セリエ・デ・ドーファン
フランスで小売市場最も売れているA.O.C.コート・デュ・ローヌ
1965年に創設された「UVCDR Cellier des Dauphins」は、フランス コート・デュ・ローヌで4,000人の会員からなるブドウ栽培者のユニオンで、20,000haに及ぶブドウ畑と13カ所の醸造所を総括しています。 コート・デュ・ローヌワインの生産におけるシェアは30%と最も大きく、年間生産量は5,500万ボトルに及びます。『Cellierdes Dauphins』はフランスを代表するインターナショナルブランドとして、世界各国で販売されています。
ユニオンリカーズより)




くわしくはよく分かりません。


http://d.hatena.ne.jp/akirais/20170211/1486867849
花本にて。
抜栓日:2017年2月11日
薄めのイエロー。トロピカルフルーツ、パイナップルの香り。いかにも温かいところで造られた感じの香り。シャルドネと最初に聞いているので、シャルドネなんだけどブラインドだったらソーヴィニヨン・ブランって言っちゃう。ミネラル感もしっかりとある。酸はしっかりしていて、リンゴ酸の味わいを感じます。おそらくステンレス発酵で樽なし、MLFなしなのかな?と。パッションなニュアンスで、さわやかにコクコク飲んじゃうタイプのワイン。コスパよし!

テーマ : ワイン
ジャンル : グルメ

Chateau de Meaux Cahors 2011

Chateau de Meaux Cahors 2011
Chateau de Meaux Cahors 2011
Chateau de Meaux, Cahors, Francel
Region/Appellation:Cahors
Country Hierarchy:South West France, France
Grape/Blend:Malbec
Food Suggestion:Beef and Venison
Wine Style:Red - Bold and Structured
Wine Searcherより)


ほとんどじょうほうなし。
カオールのマルベック主体のワイン。
 

http://d.hatena.ne.jp/akirais/20170211/1486867848
花本にて。
抜栓日:2017年2月11日
濃い目のルージュ。ブラックベリー、ブラックチェリーの香り。ほのかなバニラ香のなかに、やさしい赤い木の実のニュアンス。プルーンなど。タンニンはそんなに収斂性はありませんがしっかりとしています。酸が豊かで肉厚な飲み口。アフタも中程度~やや長め。アルゼンチンのマルベックとの違いを自分は判断できません。とてもコスパの良いワイン。

テーマ : ワイン
ジャンル : グルメ

Pol Messer Brut Blanc de Blancs Vin Mousseux

Pol Messer Brut Blanc de Blancs Vin Mousseux
Pol Messer Brut Blanc de Blancs Vin Mousseux
あまり詳しいことが載っていません。ポールメッサーの造るヴァン・ムスー。
ブドウはユニ・ブランとコロンバールって言っていたとおもうけど。ユニ・ブランと書いてあったのも見た。


http://d.hatena.ne.jp/akirais/20170211/1486867845
花本にて。
抜栓日:2017年2月11日
泡立ちがとても細かく、圧もそこそこ感じました。とても柔らかいニュアンスで、梨や白桃の香り。酸は比較的穏やかで柔らかい口当たりのスパークリング。

テーマ : ワイン
ジャンル : グルメ

Point Barre Ploussard Philippe Bornard 2013

Point Barre Ploussard Philippe Bornard 2013
Point Barre Ploussard Philippe Bornard 2013
ACアルボワ・ピュピラン・プルサール ポワン・バール・2013(赤)

<インポーター:ヴァンクールさんの資料より>
生産者:ドメーヌ・ボールナール(フィリップ・ボールナール)
国>地域>村:フランス>ジュラ>ピュピラン
AOC:コート・デュ・ジュラ、アルボワ・ピュピラン
歴史:フィリップ・ボールナールは1975年、ピュピランのワイン農協で醸造を担当する。1988年に農協の醸造責任者を辞め、ブドウ農家一本に専念する。2005年にドメーヌを立ち上げ、現在は12.5haのブドウ畑で自らのワインを仕込み生計を立てる。
気候:標高400m以上のジュラ高原最大の支脈を背にして森林地帯が広がり、深い谷が南東に向いているため、ブドウ畑は厳しい冬の寒さと夏季の乾燥に耐える事が出来る。
畑総面積:12.5ha
農法:ビオロジック(認証なし)
ドメーヌのスタッフ:2人、季節労働者数人
趣味:ギター演奏・サッカー・マラソン
生産者のモットー:新しいもの古いものをそれぞれ取り入れつつ、毎年初心の気持ちでワイン醸造に臨む!

『ACアルボワ・ピュピラン・プルサール ポワン・バール・2013』
品種:プルサール
樹齢:52年
土壌:赤色泥灰土
マセラシオン:ロングマセラシオン、ステンレスタンクで2ヵ月
醗酵:自然酵母で21日間
熟成:ステンレスタンクで9ヵ月
マリアージュ(生産者):ホロホロ鶏のジロール添え、鴨のラズベリーソース
マリアージュ(日本向け):エポワスチーズ
ワインの飲み頃:2015年~2025年

供出温度:15℃

<テイスティングコメント>
メロン、バラ、アカシア、ジンジャー、オレンジティーの香り。ワインはピュアで、透明感のある果実味に紅茶の様なタンニンと凛としたミネラルが綺麗に溶け込む!余韻にタンニンの収斂味が長く残る!

<ちなみに!>
収穫日は10月7日。収量は例年の半分以下で16hl/ha。ロングマセラシオンで、ブドウの除梗以外は醸し中何も手を施していない!PointBarreは「マル、以上!それだけ!(That's all!)」という意味がある!SO2無添加!ノンフィルター!

~突撃☆ドメーヌ最新情報!!~
ドメーヌ・ボールナール 生産地方:ジュラ
ACアルボワ・ピュピラン・プルサール ポワン・バール・2013(赤)
2013年は、プルサールの収量も振るわず、ポワンバールの区画は収量が例年の半分の16hL/ha、シャマードの区画に至っては収量が3hL/haも届かなかった・・・。2012年同様にロングマセラシオンで、手で丁寧に除梗したブドウをタンクに入れ蓋をしたまま放置。発酵前に予め穴の開いた中蓋をタンク内一杯にしたブドウの上に落として固定し、その上にさらに蓋をして密閉する2重構造のシステムで、果房が常にジュースに浸かった状態で2ヵ月マセラシオンをしている。2013年は、ボールナールの真骨頂である官能的な柑橘系の香りとピュアな果実味が大全開!香りの変化をじっくり楽しみたいワインだ!

~ミレジム情報 当主:「フィリップ・ボールナール」のコメント~
2010年は、オイディウムが猛威を振るった年で、8月の雹の被害も加わり、収量は例年の4割減だった・・・。ジュラの格言で「西暦の最後にゼロの付く年は良いミレジムに恵まれない」と言われるだけあって、本当に生産者泣かせの年だった・・・。ただ、ワインはどれも上品で果実味に溢れている!今飲んで美味しいとてもキュートな味わいのものばかりだ!
2013年は、全体的に収量が少なく、特にサヴァニャンとプールサールが稀に見る低収量の年だった。4月5月と気温が低く雨が多かったせいなのか、かつてない規模で花が流れてしまい、多くのブドウが開花を待たずに蔓に変わってしまい、いつもは2週間を要する収穫も、2013年はたったの4日で終わってしまうくらいブドウが付いてなかった・・・。

~「ヨシ」の つ・ぶ・や・き~
2010年、2012年、2013年、2014年と立て続けにブドウ不足に見舞われたフィリップ。ジュラのヴァンナチュール生産者の中では比較的ワインが潤沢にあった彼も、ついにストックが底をつきそうで、未だかつてないピンチを迎えている・・・。また近年の低収量により、ジュラを象徴するヴァンジョーヌやヴァン・ド・パイユを仕込めていないことに対して、フィリップはかなりの危機感を持っている。2015年は、歯抜けになっている箇所に積極的に植樹を行ったり、他のヴィニュロンに貸していた1ha分の畑を返却してもらったりと、少しでもブドウを確保しようと動き始めている。
さた、2015年ミレジムは現在どんな状況か?フィリップに聞いてみると、彼は「今年は開花も上手く行き、房も例年より多めにあるが、なんせ5月からほとんど雨が降っていないので、ブドウの房がとても小さい!」と日照りによる水不足のリスクを指摘した。でも一方で、猛暑にもかかわらず、まわりの畑と比べてフィリップの畑は夏バテせず生き生きしていることから、彼自身は2012年に取り入れたビオディナミの効果が出始めていると感じているようだ。今年こそ笑顔で迎えて欲しいと願っている!
(2015.7.3.ドメーヌ突撃訪問より)
Vin Naturel Soutoより)


http://d.hatena.ne.jp/akirais/20170207/1486426828
竹八にて。
 
抜栓日:2017年2月6日
パープルルビーで、やや薄め。ブルーベリー系の香りがメイン。やや甘味が強いと感じましたがしっかりと果実味もあって、出汁的な旨味成分も一杯。これもピノといってしまいます。ボールナール、造りがうまいな~。

テーマ : ワイン
ジャンル : グルメ

Cepage Savagnin Arbois 2010 Domaine Villet

Cepage Savagnin Arbois 2010 Domaine Villet
Cepage Savagnin Arbois 2010 Villet
アルボワ・ブラン サヴァニャン スー・ヴォワル・2010・白


<インポーター:ディオニーさんの資料より>
Domaine Villet ドメーヌ・ヴィエ

ワインとは土地の起源を証明するもの
日本初上陸!ジュラのナチュラルワイン第一世代
寡黙な男が造る大地のエネルギーたっぷりの旨味

2014年5月、ジュラでまだ輸入されていない良い造り手がいるとの噂を聞きつけ、ジュラワインの首都と呼ばれるアルボワ村へ向かいました。アルボワといえばジュラ地方で最初にAOCに制定された場所で、あのピエール・オヴェルノワやフィリップ・ボールナールといったナチュラルワインの造り手達がひしめき合っている所です。彼らはアルボワの市街地からひと山越えたピュピランにドメーヌを構えていますが、今回訪問したドメーヌ・ヴィエは市街地の少し外れにありました。
ここの当主は1955年ポンタリエのモーツ村生まれのジェラール・ヴィエ。ご両親はジュラの山中でチーズを造る酪農家です。ジェラールも学校卒業後10年間は左官工で生計を立て、ワイン造りとは無縁の人生を過ごしていましたが、奥様のクリスティーヌと結婚後、彼女の実家が葡萄栽培家だったこともあり、1986年にワイン造りの世界に足を踏み入れました。1988年にはクリスティーヌの祖父の代からある3haの畑を譲り受け、ドメーヌ・ヴィエを起ち上げました。現在7区画、5.5haの畑を所有し、そのうち2/3が白ブドウのシャルドネとサヴァニャン、1/3が黒ブドウのピノノワール、トゥルソー、プールサールが植えられています。土壌はいずれも粘土石灰質で、粘土の中でも青、白、黒など様々な種類が混ざり合っています。
ジェラールの祖父シャボニールもブドウ栽培家で、1986年からジュラでは初めてという無農薬栽培の先駆者です。その影響もあって、ドメーヌ立ち上げ時からビオロジック栽培を始めました。クリスティーヌの父は除草剤を撒いていましたが、馬で耕していたおかげで土は柔らかく、ビオロジック農法への転換は難しくなかったと言います。ジェラールはビオロジック栽培に転換した理由をこう語ります。
「私たちはジュラに生まれた者として、ジュラの大地がどのように造られたのか確かめたいんだ。ワインとは土地の起源を証明するものなんだよ、ケミカルなものを使うとその起源が見えなくなる。だから無農薬栽培によるワインを通してその起源を味見しているんだよ。」
赤はトラディションと呼ばれる3種の黒ブドウをブレンドしたものとピノノワール単一品種、白は産膜酵母を付けて熟成されたジュラの伝統的なサヴァニャンや、それとシャルドネをブレンドしたトラディションなどが造られています。どのキュヴェもブドウは手摘みで収穫、自生酵母のみで醗酵し、木樽で熟成します。カーヴは地下の涼しいところにあり、通常のワインはそこで熟成されるのですが、酸膜酵母を付けるワインは、酵母の活性化を促すため敢えて常温倉庫で熟成されます。醸造段階では何も一切加えず、最後に極少量のSO2を添加して瓶詰めします。
現地を訪問した際、現在ディオニーが日本へ紹介しているジュラの生産者を聞かれたので、エティエンヌ・ティボー(ドメーヌ・デ・キャヴァロド)の名前を挙げると彼は不敵な笑みを浮かべました。何故なら彼らはアン・シュムノーという畑で隣同士の区画を持っており、畑で会うと栽培や醸造について立ち話をするそうです。食事を共にすることも多く、親子ほどの年齢差ですが、共にシャイな性格の二人が仕事については夜遅くまで熱く語りあい、お互いを認め合う間柄だそうです。
どのワインにも共通している特徴は、ジュースに凝縮感とエネルギーが感じられ、飲めば飲むほど元気を与えてくれる事です。今まで日本に紹介されていなかったのが不思議です。ドメーヌのカーヴで試飲し、その場で輸入数量を伝えました。それほどまでに一目惚れしたドメーヌ・ヴィエのワインの数々、健全なブドウの旨味を感じ取って下さい。

『アルボワ・ブラン サヴァニャン スー・ヴォワル・2010』
呼称:AOCアルボワ
面積:1.05ha
標高:350m
畑の向き:南西
土壌:粘土石灰
品種:サヴァニャン100%
樹齢:5~20年
収穫:手摘み
収量:30hl/ha
酵母:自生酵母
醸造:フードル発酵後、225Lの樽にてウイヤージュなしで産膜酵母を付けて36ヶ月酸化熟成
SO2:瓶詰め時に20mg/L
特徴:ジュラのナチュラルワイン第一世代ジェラール・ヴィエが標高350mの粘土石灰土壌で健康に育つサヴァニャンから造りました。産膜酵母をつけて3年間酸化熟成させています。愁いのあるオレンジゴールドの色調にシェリー、蜂蜜、ナッツや海の潮風のような香りが次々と広がり、口に含むとヨーグルトのような乳酸の味わいと芳醇なボディを感じつつ、アフターまで心地良い酸が続きます。
Vin Naturel Soutoより)



http://d.hatena.ne.jp/akirais/20170207/1486426825
竹八にて
 
抜栓日:2017年2月6日
お店から、これなんだ?と。フロール香、酸化ニュアンス。もうまさにシェリーしか思い浮かばず。劣化と言われればそうだし、そのあとワインを見せてもらって、アルボアだということで納得です。たしかにこうなるよな~と。中澤さんなんかは好きなタイプだそうです。勉強になる。

テーマ : ワイン
ジャンル : グルメ

Les Etapes La Vigne du Perron 2011

Les Etapes La Vigne du Perron 2011
Les Etapes La Vigne du Perron 2011
VdF・レ・ゼタップ・2011・赤



『VdF・レ・ゼタップ・2011・赤』
産地:フランス・サヴォワ
生産者:ラ・ヴィーニュ・デュ・ペロン(フランソワ・グリナン)
品種 :ピノノワール100%
畑:ヴィル・ボワ村にある0.8haの区画。南西に傾斜しており、日照に優れている。石灰質の岩が崩壊した土壌。認証は取得していないがビオロジック栽培。樹齢は約10年。
収穫量 :30hl/ha
醸造:木製のトロンコニックタンクに房を丸ごと入れて、1日1回軽くピジャージュ。30℃以下で発酵させながら3週間マセラシオン。その後、5年樽にて9~12ヵ月熟成。ノンフィルターで木樽から直接瓶詰め。SO2を発酵中、熟成中いずれも使用せず。
特徴:驚きのピュアさとともに上質の酸味があり、とても繊細で滑らかなタッチ。エキス分が豊かで味が濃く、バランスが優れている。2010年より暑さが穏やかだった分、繊細さが見事に表現されている。これほど素晴らしいピノノワールはもう出来ないかもしれない。

リヨンから北東に1時間ほど行ったところにあるサヴォワ地方で、1年のブランクを空けて、フランソワ・グリナン氏がワイン作りを再会しました。(この再出発にあたって、ベルギー人の2人のナチュラルワイン愛好家が共同経営者として参加しています。)
4種類のワインのうち、ルーセットとピノ・ノワールは、ヴィル・ボワ村にある自社畑のものです。
ガメイとシャルドネは、有機栽培されたぶどうを買っていますが、4つ全てを合計しても2.1Haと極めて少ない生産量です。
ナチュラルワインを造り始める前は、ピアニストだったグリナン氏。古くて小さな醸造所をきちんと改装しているあたりは、氏の人柄が表れています。勿論ワイン作りもとても丹念です。

栽培・醸造
ヴィル・ボワ村は山間部へと続く渓谷にあるため、ぶどう畑は標高約250mの斜面に点在します。
この地は夏でも夜間は冷涼な風が吹くため、ワインにフレッシュ感が生まれます。
ピノ・ノワールが植わる「レ・ゼタップ」の区画は、コート・ロティの畑のように歩くのでさえ大変な急斜面。畑の周りは季節の草花が、絨毯のようにさまざまな色の花を咲かせています。

醸造面では培養酵母や酵素は使わず、補糖や清澄、濾過もしません。
現代では当然となった醸造技術や人的介入を控えたワイン造りをするには、有機栽培で育てた健全なぶどうが必要です。例えば合成化学物質の農薬を使ったぶどうには野生酵母が少ないため、酵母添加しなければ発酵が安定しない場合があります。有機栽培のぶどうは野生酵母の数が多く活力があるため、作柄が不安定な年でも問題なく発酵が進んでくれるようです。

また、亜硫酸を使わずに発酵から熟成まで進めますが、できる限り空気と接触させずに造る必要があるため、ワインが還元状態に陥る可能性が上がります。その可能性を下げるためには、ぶどうが育つ段階から考えなければなりません。堆肥が多すぎると地中の窒素量が増えて還元しやすくなりますし、反対に少なすぎると発酵の妨げになってしまうようです。

AOC法では2009年から「AOC Vin de Bugey」を名乗れますが、それを用いずVDTにすることに決めました
Vin Naturel Soutoより)





ヴァン・ド・フランス・レ・ゼタップ2011
*2011年も旨い!もう飲めてしまう程トロトロです。
 今年は酸の出方がとっても綺麗で張っている!
 センス抜群!しかもオリジナリティに溢れて感動すらします。
 余韻の旨味が乗ったトロトロの厚みを感じながら舌で転がしていると複雑でスパイシー、何とも言えない官能的な味わいに遭遇します。
 酸の出方もセンス抜群!2日目、3日目が楽しみでしょうがない!

 品種:ピノ・ノワール100%  樹齢10年。
 畑:ヴィル・ボワ村のChene Berche’(シェーヌ・ベルシェ)地区にある自社畑。
   石灰質の0.4haの区画。南西にきつく傾斜しており、日照に優れる。
   石灰質の岩が崩壊した土壌。
 収穫量:30hl/ha。
 醸造・熟成:房丸ごとを木製のトロンコニックタンクに入れて、1日1回軽くピジャージュしながら2週間マセラシオン。
       その後、5年樽にて9~12ヶ月熟成。
 特徴:驚くほどピュアさがあり、上質の酸味がありとても繊細。
    エキス分が豊かで味が濃く、バランスがとても良い。
    2009年と2004年同様に秀逸な作柄になったため、際立った味わいの素晴らしいピノ・ノワールを作ることができた。
 インポーターのヴォルテックスさんの資料から
3/5/2013試飲
 到着後、我慢出来ずに開けてしまいました。
 2011年は酸がとっても綺麗!相変わらずの梅酒、ダシ系の味わいでたまらなく美味しいのです。
moritayaより)





(*)Vin Nature双兎より購入。4,527円。

テーマ : ワイン
ジャンル : グルメ

L'Eboulis Le Pont de Breaux 2012

L'Eboulis Le Pont de Breaux 2012
LEboulis Le Pont de Breaux 2012
VdF・エブリ・2012(赤)

<インポーター:ヴォルテックスさんの資料より>
『VdFエブリ・2012・赤』
品種 :トゥルソー100%
<エブリ>
山の岩盤が砕けて落ちた細かい岩の土壌をエブリと言い、樹齢20年ほどのトゥルソーです。
オレンジがかった非常に薄い赤色で透明感があります。微かに薫る苺などの甘い果実の香りにタバコやカラメルなどのビターな香りが熟成感と複雑さを感じさせてくれます。色からも想像できる非常に軽やかな口当たりですが、穏やかでとても落ち着きがあり味わいはしっかりとしています。中心に酸があり、細やかなタンニンと仄かな苦味、鼻に抜ける甘い香り、そして何と言っても余韻に長く感じる旨味がゆっくりとした時間を作ってくれます。まさに薄旨ワインという言葉がぴったりの味わいです。

~ヴォルテックスさんよりお知らせ~
ポン・ド・ブリュは銀行のディレクターだったジャン・シャルル・メールが、1991年にドメーヌを起ち上げ現在に至りますが、昨年2014年で引退する事となりました。後継ぎのいない彼はドメーヌ存続の為、ボーヌでワイン醸造を勉強し、地元に戻ってきたシリアル農家生まれの若いご夫婦に引き継ぐことにしました。今後の1~2年は、農作業や醸造を手伝いながらノウハウを教えて行く予定です。

<インポーター:vortexさんの資料より>
コートジュラの北,Salin村。かつては岩塩がとれた山の近くです。 
実家はジュラ地方特産のコンテチーズを造るための乳牛を放牧しており、牧草地の片隅に小さなブドウ畑があったとのこと。

その牧草地の一部にサヴァニャンを植えたのが1983年。その8年後の1991年にドメーヌを立ち上げ少しずつ牧草地をブドウ畑に変え、現在は4haのブドウ畑と14haの牧草地を所有しています。

畑は彼の牧草地に囲まれているため他の畑からの影響を受けることがなく、2004年から始めたビオディナミで栽培するための理想的な環境が整っています。
更に、この周辺の土壌はジュラ地方で唯一のキンメリジャンであることが特徴です。
ジュラ地方の土壌の大半は泥灰土が基盤となっているため、キンメリジャンはとても珍しいと言えるでしょう。

畑の面積は、以下のとおりです。
シャルドネ1,1ha、サヴァニャン1,1ha、プルサール、0.5ha、トゥルソー1ha、ピノ・ノワール0,3ha
Vin Naturel Soutoより)





(*)Vin Nature双兎より購入。エチケット不良につき特別価格2,700円。

テーマ : ワイン
ジャンル : グルメ

Comete Chateau Lestignac 2014

Comete Chateau Lestignac 2014
Comete Lestignac
VDF コメット・2014(白)

<インポーター:ラヴニールさんの資料より>
CNATEU LESTIGNAC シャトー・レスティニャック

ネオ・ヴィニュロン!
自然と対峙し、既成概念にとらわれることなく信念を貫く

ベルジュラック南部に、熱い情熱を持った自然派生産者が登場した。マチアス・マルゲ。彼は2008年親から継いだブドウ畑からワインを造る営みを始めた。しかし、その道のりは決して平坦なものではなかった。

コンサルタントの言う事を聞いちゃいけない。自分を信じてワインを造ろう
ワイン造りを始めたその年、彼のシャトーに醸造コンサルタントがやって来た。コンサルタントは大きな荷物を持っていた。
培養酵母を始めとする醸造用助剤の入った20㎏もある箱を抱えて・・・・。
初めてのワインが出来上がった頃、同じ地域でワインを造る20人の生産者が集まる会があった。
おのおの自分の造ったワインを手に携えていた。皆でそれぞれのワインを飲み比べた。どれも同じ味がした。
そう、皆、あのコンサルタントが言う通りにワインを作っていたのだった。
マチアスは思った。
“敢えてオレが造る意味があるのだろうか・・・?”
次の年もマチアスはワインを造った。しかし、あの醸造コンサルタントが持ってきた醸造用助剤は使わなかった。
すると、他の生産者のワインと少し違う味がした。そこで彼は悟った。
“コンサルタントのいう事を聞いちゃいけない。自分を信じてワインを造ろう”
そうしてマチアスのワイン造りが始まった。

この地域でもっとも優れたテロワールの地
レスティニャックの畑がある場所は、ベルジュラックで最も西に位置し、ボルドーやデュラスに近い。
また、下層土は石灰の岩盤でその上に50㎝~1.5m程土が被さっている小高い丘の斜面上に位置し、この地域でもっとも優れたテロワールの地と云われている。
赤ワイン用品種は石灰が崩れた土壌に植えられ、白ワイン用品種は粘土質土壌に植えられている。

ジュランソンでは甘口用の白品種プチ・マンサンは粘土質土壌に植えられるように、それは理にかなっているのだ。

シャトーの敷地は全てで18ha。そのうちブドウの樹が植えられているのは7ha。畑の脇には、洋梨、リンゴ、ハシバミその他20種類もの様々な樹木が生えている。
隣の所有者の畑にはブドウしか植わっていないが、これは実はブドウ栽培には良いとは云えない。
たくさんの種類の植物に囲まれているのが理想的で、多様な生態系を育む事が出来る。
マチアスは、新しいブドウ畑には5畝ずつ果樹とブドウとを交互に植えるようにしている。

馬は最高に良い仕事をしてくれる
3月になると有機肥料を少々施すことにより、根が張り葉が茂り光合成が活発になる。光合成が活発に行われればより根が伸び葉も茂るという好循環が生まれる。定期的に畑を耕すが、あまり深くは耕さず表面だけ馬を使って耕す。土壌の微生物を壊さないためだ。トラクターでは硬い土の塊が出来てしまい、しかも重いトラクターが耕してもまた土を固めてしまうのであまり良くない。
その点、馬は最高に良い仕事をしてくれる。
馬の足は細いので土を固めてしまうことはなく、自然環境の畑と生き物である馬はとてもよく調和するし、馬との仕事はブドウの樹をよく観察するにも好都合だ。一枚の畑の広さは10アールにした。広大な畑のほうが一見効率は良いように思われるが、実は昔から一枚の畑は10アールと決まっているのだ。なぜなら、馬と一緒に出来る畑仕事の広さは、1日10アールだからだ。

ビオディナミカレンダーに従って耕作する事は本当に困難
ビオディナミの考え方を取り入れたブドウ栽培を行っているが、教条的にビオディナミを行ってはいない。彼に言わせると、認証を持っているビオディナミ生産者と云えどもうそつきばかりなのだそうだ。
ビオディナミカレンダーに従って耕作する事は本当に困難だ。
ロミエと云われる成長期に伸びる蔓を切る作業は、花の日に行わなければならない。ところがひと月の間に花の日は4日しかない。その生産者の持っている広さの畑でロミエを、その人数で出来るはずがない。しかも雨が降ってしまったら尚更困難になる。また、プレパラシオン(調合剤)の散布も同様だ。所有する畑の面積に決められた日に、その人数でどう考えても不可能だと首をかしげることが少なくないという。

もっともマチアスはビオディナミを否定している訳ではない。
理解もせずに教条的に、しかもできてもいない事をさも忠実に実践しているかのように振る舞って、「私はビオディナミストです!」と自慢している生産者が多い事を嘆いているように見える。
レスティニャックのワインはどんなものなのか?

もしかすると、レスティニャックのワインは少々分かりずらいかも知れない。というのも、毎年出来るキュヴェが違うからだ。今年あったからと云って、来年同じキュヴェがあるとは限らない。しかも、ラベルも毎年異なる。
しかし、考えてみれば当然かもしれない。毎年気候条件は違うし出来るワインも違う。それを毎年同じラベルを張ってリリースする方がおかしいのかも知れない。2014年マチアスは、2つの白ワインをリリースした。しかし、2015年は、たった一つのキュヴェしかリリースしない。その年は雨が多く収量が少なかったので、4種類の品種を全部ブレンドしたのだ。しかも難しい年だったにも関わらず、そのワインは死ぬほど美味しいのだ。
自然に忠実に、いかにテロワールを表現したワインを造るか。飾ることなく、おごらず謙虚に誠実に自然体で全てに対峙するマチアス。実に興味深い生産者だと思う。

~インポーター:ラヴニールさんのお便りより~
≪産地を超越した美味しさ≫
☆CHATEAU LESTIGNAC☆ シャトー・レスティニャック
レスティニャックのマチアスは、独自に自らの道を切り開いてきた自然派生産者。今や自然派ワイン界ではトップ生産者達ととても幅広い交流があります。また、その人気は年々高まっており、今年初め開かれた自然派試飲サロンでもマチアスのブースには山のような人だかりが、、、、
このサロンは、最新のヴィンテージが試飲できる最初の機会なので、世界中からバイヤーたちが彼のワインを試飲しようと集まっているのです。私も一番に試飲しないといけないと彼のブースに行きましたが、すでに人だかりが!まともに話もできないまま、何とか一通り新ヴィンテージを試飲してきました(汗)
なぜ、レスティニャックのワインを一番に試飲しなければならないかというと、大きな理由があります。
それは、リリース前に予約をしないと、全て完売になってしまうからです!!!
この人気のワインを手当てできないとなると、大変なことになってしまいます。
マチアスのワインを待って頂いているお客様に、申し訳が立ちません。
だから、何をおいてもレスティニャックのブースに飛んで行ったのです。

新ヴィンテージの味はどうだったって?
それはそれは、新ヴィンテージも素晴らしいワインを造ってくれました!本当はもっと分けて欲しかったのですが、日本への割り当てMAXで予約発注を致しました!!!

さて、ご存じの通りマチアスは、毎年新しいワインを造ります。基本的に同じキュヴェを造るという事をしません。それは、毎年出来るブドウの味わいが異なるからです。マチアスは、収穫しながら、ブドウを味わいながら、今年はどんなワインを造るか思いを巡らします。そうして出来たワインがコレ!
どうぞ、皆様、新ヴィンテージ2014年に、ご期待の程、お願い申し上げます。

『VDF コメット・2014』
品種:ソーヴィニョンブラン100%
斜面の下部に位置する青色粘土土壌。一日に2度ルモンタージュを行いながら8日間にわたるマセラシオン、圧搾には8時間も掛け優しく行い、澱引きもバトナージュもせずに新樽と1~3年樽にて樽熟、フィルターを掛けずに瓶詰め。SO2完全無添加。収量は20hl/ha。
販売価格 5,992円(税444円)
Vin Naturel 双兎より)





(*)Vin Naturel 双兎よりセットで購入。5,789円。

テーマ : ワイン
ジャンル : グルメ

En Goguette Potron Minet 2015

En Goguette Potron Minet 2015
En Goguette Potron Minet 2015 part1
ポトロン・ミネ
オン・ゴグッテ・2014(赤)


<インポーター:トロワザムール・インポートBMO株式会社さんの資料より>
~Potron Minet ポトロン・ミネ~
産地:フランス>ルーション地方
当主:ジャン・セバスチャン・ジョアン

パリで技師として会社を経営していた「セバスチャン」。自然派ワインと出会い、一気にのめり込んでいった。
会社を任せ、ティエリー・ピュズラ、フラール・ルージュといった、スーパースターの蔵元で、栽培・醸造を始める。特に、ジャン・フランソワ・ニック(フラール・ルージュ)との出会いは運命的!カリニャンとミュスカの畑を、全面的に任され、フラール・ルージュの凄さに大貢献したのだ。
2008年に念願の独立。技師としての天性の才能と研究で、今の自然派最先端のあらゆる造りにトライし続けた!
だからこそ、数年後には、一気に自然派スーパースターへの仲間入り!
ジャン・フランソワ・ニック、エリック・ピュフェルリングたちとは、家族の様な仲間。
いつも明るく、優しい眼差しは、素晴らしい人格者。
※ポトロン・ミネ=猫のお尻 転じて“日の出”という意味

~自然派偉人伝 ポトロン・ミネ~
自然派ルーションが、パリ中心に自然派ワイン界で猛威をふるっています。その最高の総帥は、もちろんジャン・フランソワ・ニック。フラール・ルージュの素晴らしさは、2009、10、11,12、と更に進化し、圧倒的な感すら漂っています。ニックは、教える事は拒まなかった。
今をときめく自然派農協エステザルク。その醸造長時代からラングロールのエリックと血眼になって追い求めた、あの「果実の真実」を極め尽くすワイン造り。その真髄を、惜しみなく、門を叩く新しい自然なワイン候補生に伝授していったのです。その数は、今や20蔵元超!パリの自然派シーンは、今や、ニック門下生がいなければ、成り立たないでしょう。

その門下生のワインを、私は飲みまくりました。どれも素晴らしい。で、あえてランクを付けるとしたら、トップに挙げるのは、迷わず「ポトロン・ミネ」。
パリの技師だったジャン・セバスチャンは、自然派ワインとの衝撃の出会いをきっかけに、自ら造り手の道を選んでしまう。自分の会社は売ってしまい、ルーシャンに移り住んだのです。2006年7月からニックのもとで働き、カリニャンの栽培を任された。元々の追及タイプの人間性、真面目な性格は、自然派ワインの真髄を、凄い勢いでモノにしていったのです。そうして、ジャン・セバスチャンは、彼を指示する12人に出資を受けてポトロン・ミネを起ち上げたのです。

蔵元を起こしてからも、ニックとジャンは固い絆で結ばれていた。私がフラール・ルージュを訪ねた日も、なぜかニックはポトロン・ミネのイラストが入った赤いTシャツを着ていたほど。ジャン・セバスチャンは、フラール・ルージュ修業時代、ニックの思い入れが強いカリニャンの畑を任されていたのです。人間性への信頼と、確かな技への安心。ジャンは自然派ワイン界に旋風を巻き起こすことを約束されていたも同然なのです。

彼のファーストヴィンテージは2008年。私は誰よりも早くテイスティングしました。その時のノートを見ると、こんなことを私は感じていたようです。
「ほう、これは、相当な大物になるな・・・まだ、ワイン造りには若干の粗さが見えるが、その後ろに潜む果実の莫大な量と、透明感は、ズバ抜けている!」近い将来の再会を楽しみに、しばらく様子を見守ることにしました。
ジャンは、その後、自然派ワイン造りで考えられることを、一個一個行動し積み上げていった。なにしろ、師匠はニック、周りにはラングロールのエリックなど、錚々たるスター蔵元がいるのです。収穫は超丁寧に早朝、20㎏のカジェット使用(粒を潰さない小さなカゴ)、即座に7℃の冷蔵庫へ入れるなどは、まるでラングロールばりです。ブドウは蔵の2階へ運び込み、重力で絞っていく。一切ポンプは使わない。やはり元技師らしい超絶な緻密さ!

時が経ち、私たちの前に、ポトロン・ミネの2011年ヴィンテージが姿を現しました。待望の再会です。一口・・・「凄い!な、なんと透明感ある果実になったことかっ!!!」
見事でした。2008年からたった3年で、一気に山を駆け上がったかのような変貌。あの最初に感じた予感が的中した瞬間でした。私たちのパートナーである某ワイン開拓人は、自宅の飲みは、クリストフ・パカレ、フラール・ルージュだったのですが、ポトロン・ミネが割って入ったとのこと。(笑)

ワイン造りの天才芸だけでなく、ジャン・セバスチャンの茶目っ気は、ラベルにも表れています。
〇ポトロンはお尻の意味。ミネは猫によく使われる名前です。別に、朝の始まり、日の出の意も。
〇パリ・トゥルイヤス フラール時代に任されたカリニャンの畑は、ジャン・セバスチャンの自宅のすぐ近くトゥルイヤス村。パリからトゥルイヤスに移り住んだからこの名前。
〇マカシュ その名の通り、マカブ種+グルナッシュ種という意味でもありますが、アラブ語で「0」。何も無い・・・という意味でもあり。
〇ルレ・ブレ 猫が転がっているラベルは、ブレ=酔っ払っている、ルレ=転がっている、余りに美味しすぎて飲み過ぎ酔っ払っている猫の姿です。
〇ケリダ 「愛しい人」のカタラン語です。ラベルを良く見て下さい。2匹の猫が尻尾でハートを作っていますね。猫の太ももとまつ毛を見れば、どちらかがメスか分かります。(笑)

さぁ、存分にポトロン・ミネの果実味を楽しんで下さい!!
                                            (山田)
『オン・ゴグッテ・2014』
生産者:ポトロン・ミネ(当主:ジャン・セバスチャン)
産地:フランス>ルーション地方
品種:グルナッシュ90%(樹齢10年)、シラー10%(樹齢40年)
土壌:赤い粘土質と丸い石ころが混ざった土壌
栽培:ビオロジック
収穫:手摘み 収穫後すぐに冷却
収穫量:25hl/ha(生産量2800本)
酵母:天然酵母
醸造:マセラシオン・カルボニック8日間。醗酵が完全に終わらない段階でプレス。プレスしたジュースとフリーランをアッサンブラージュ。

【オン・ゴクッテとは?】
昨年まではマリオルというワイン名でリリースされていた、ポトロン・ミネの一番早くリリースされるワイン。
師匠でもあるフラール・ルージュ『オクトーブル』よりも夏に軽快な果実とミネラル感を楽しめます。
オン・ゴクッテ=ほろ酔いで飲んでいることを忘れてしまうほど身体に沁み込む優しい味わい。
春の陽気を感じるこの季節にぴったりなワインです。
販売価格 2,862円(税212円)
Vin Nature Soutoより)


En Goguette Potron Minet 2015 part2




(*)Vin Nature Soutoより購入。セットものの1つ。2,862円。

テーマ : ワイン
ジャンル : グルメ

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