Brunello Di Montalcino Il Paradiso Di Manfredi 2002

Brunello Di Montalcino Il Paradiso Di Manfredi 2002
Brunello Di Montalcino Il Paradiso Di Manfredi 2002

自然の旨みをギュっと詰めた熟成ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ!

1996年のブルネロ地域は5つ星の最高評価中、3つ星の評価を得ています。

~イル パラディソ ディ マンフレディー醸造所
初代当主のマーチン・マンフレディー氏。

1914年に生まれたマーチン・マンフレッディーはブドウ栽培学のエキスパートでした。
1950年に妻のフォルツナータと、このイル・パラディソ醸造所を買い、1967年にマンフレディー夫妻と農家の人たちの寄付でブルネロに畑を購入しました。

そのわずか2.5ヘクタールのぶどう畑は生物力学的な方法を採用しており、土壌のポテンシャルを最大限生かしきれる様、細心の注意を払い、葡萄を育成しています。畑を手で守り誰も真似のできない心地よい程に優しいブルネロ・ディ・モンタルチーノを造りあげ、傍らではフォルツナータおばちゃんが自家栽培の野菜を作り、自給率が高い生活をしています。

~セラーは熟成にあわせて3つに分かれています~
ワインセラーは3つに分かれています。ワイン醸造と樽熟、瓶熟の3つです。
まず、ワイン醸造セラーでは、一階は石の壁で出来ており、1年間通して温度が15度になっています。繊維グラスで出来た大樽(最大50ヘクトリットル)に葡萄を入れ、水圧でフィルターのかかったステンレス・タンクに葡萄果汁を入れ発酵させます。
マセラシオンは28~3度の間で25日間。天然酵母でワインを発酵させます。
そして、樽熟させるセラーでは、完全は温度管理の中でこのブルネロ・ディ・モンタルチーノがスロヴェニアオークの中で熟成されます。その中で36ヶ月~40ヶ月間熟成することによって深い味わいが形成されるのです。
1997年以降、木樽熟成期間は24ヶ月になりました
ラストは瓶熟。瓶熟されるセラーは、地下にあるワイン貯蔵庫に瓶を並べ、じっくり瓶熟させます。この地下セラーは古代からある天然のセラーで、発掘の際に発見されたものなのです。 心地よい温度と湿度が保たれ天然の地下倉庫としてワインが気持ちよく熟成するのです。

1996年のブルネロ地域は5ッ星の最高評価中3ッ星の評価を得ています。
飲んで頂けると分りますが、醸造技術がいくら進歩したからといっても最終的にワインの味わいを決定するのは、葡萄が持っている個性に他ならないのです。

自然の旨味をギュっと詰めた熟成ブルネロ・ディ・モンタルチーノ!

イタリア トスカーナ モンタルチーノ村(シエナの南方)
ブルネロ・ディ・モンタルチーノDOCG
イル・パラディソ・ディ・マンフレディー醸造所
葡萄品種:サンジョベーゼ・グロッソ100%

ぶどうは純粋で濃厚なサンジョベーゼ・グロッソ種を使用。この土地の持っている最大限のポテンシャルを生かし、自然農法でぶどうを栽培し非常に知性の感じるワインを生産しています。
1996年のブルネロ地域は5ッ星の最高評価中3ッ星の評価を得ています。
ブルネロのワインはコクがあり、酸もがっちりのっている為、長期の熟成に耐えられます。柔らかい、甘味の感じる果物系の味わいで余韻も長め。綺麗に熟成されたタイプに仕上がっています。
(ワインハウス ダイケンより)




ブルネッロ最後の大物『パラディーソ・ディ・マンフレディ』!
少量ですが遂に日本上陸です!

ヴィナイオータの太田さん、そして日本にこの素晴らしいブルネッロを 紹介してくれた佐野さんから、何度もこのワイナリーの話は聞いていた ので、入荷を本当に心待ちにしておりました。
初めて話を聞いて数カ月、待望の『パラディーソ・ディ・マンフレディ』 が遂に入荷してまいりました!
この「パラディーソ」に関しては、佐野さんから、
「ホント、『ソルデーラ』に通じる雰囲気のある凄いブルネッロなの!」
という話をうかがっていました。
本当に偉大なブルネッロの造り手で、決して新しいワイナリーではない のですが、畑の面積が僅か2.5ヘクタール、年間生産量も《9,000本》と 余りにも生産量が少なく日本へ来るチャンスはホトンドない生産者でした。

はい、そんな凄いブルネッロが入荷して飲まずにいられるわけもなく、 本当ならば落ち着かせなければいけないのかも知れませんが、とても我慢 できず届いた直後に早速試飲してしまいました!
とりあえず開けたのは2001年の『ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ』!
香りからブルネッロ、偉大なサンジョヴェーゼらしいプラムや、なめした 皮、そして鉄を思わせるツンと鼻の奥に突き刺さるような凄みのある香り に圧倒されます。
そして口に含むと、アタックは柔らかく「意外と穏やかかな?」と思った 直後に、怒涛のような強烈な旨みが湧き出してきます!
しかし、味わいはものすごく詰まっているにもかかわらず端正。
肌理も細やか・・・。
そしてブルネッロらしい洗練された果実感と酸とミネラル感は、今までに 体験したことがないほど鋭く、焦点が遠く先の方であっているような 感覚を覚えます。
力強いブルネッロでありながら日本刀のような鋭さを併せ持っている と言えばいいでしょう・・・。
─────────────
この偉大なブルネッロの造り手『パラディーソ・ディ・マンフレディ』の ワイナリー自体はマルティーニと今も健在な奥さんのフォルトゥナータさん が1950年あたりに買ったも。
BARICCI(バリッチ)などとともに1967年のブルネロ協会を設立。 つまりブルネッロ協会の最初の会員と、新しい造り手も多いブルネッロの 中では老舗の部類にはいる造り手でもあります。
現在の当主は元数学教師のフローリオ氏は言う。
『ブルネロの本来の姿は北側斜面にあり、その個性は南側と全く違うものです。』 このカンティーナは1950年頃、先代がイル・パラディソと呼ばれる畑を購入し、 1967年にBaricci等数軒の造り手と共にブルネロ・ディ・モンタルチーノ協会を 設立したことに始まっている。
以来、畑は薬剤などを一切排除した自然農法が実践され、醸造に関してもモンタ ルチーノの伝統に則り、流行にぶれることなく本来のブルネッロを造り続けてきた。
義父から引き継いだフローリオも義父の意思を引き継ぎ、自然農法を実践している。
『今でこそ理解してもらえるが、当時は自然農法なんて変人扱いされたものです。』 (フローリオ氏) 畑には色々なハーブが自生し、害虫対策にはその害虫の天敵で ある益虫を畑に放つことで対応する。
除草剤も防虫剤も使われていない。 葡萄樹を支える支柱さえも木製を使用すると いう徹底ぶりです。
本来のブルネッロのテロワール北東の斜面の個性を表現する、非常にシリアスな ブルネッロ『パラディーソ・ディ・マンフレディ』。
偉大なサンジョヴェーゼの極致を表現する最上のブルネッロは絶対に体験して頂 きたい一本です!

ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ[2002] パラディーソ・ディ・マンフレディ
イタリア/トスカーナ・赤ワイン

遂に日本に上陸した、ブルネッロ最後の大物! 佐野洋子さん、ヴィナイオータの太田さんが、口をそろえて「本当に凄いよ!!」 と、以前より話をうかがっていたパラディーソ・ディ・マンフレディが満を持して入荷いたしました!
佐野さん、そして輸入元の吉田さんが口を揃えて絶賛する2002年ヴィンテージ!
葡萄酒蔵ゆはらより)



Il Paradiso di Manfredi
イル.パラディソ.ディ.マンフレディ
本物のブルネロ・ディ・モンタルチーノの偉大な個性を感じさせる
イタリアを代表するワインの1つと言っても良いブルネロ・ディ・モンタルチーノは現在130を超える生産者が年間400万本を越えるワインを生産している。海外資本も多く参入していて、世界的な注目も高まってきた。 モンタルチーノの街から北東に抜けたVia Canalicchio沿いにイル・パラディソ・ディ・マンフレディはある。元々ブルネロの中心地は北東斜面であり、イル・パラディソ・ディ・マンフレディはこの北東斜面に僅か2.5haの畑を持っていて、家族5人で年産750ケース、本数にして9,000本という極少量生産を続けている現在では珍しいワイン農家。 現在の当主で元数学教師のフローリオ氏は言う。『ブルネロの本来の姿は北側斜面にあり、その個性は南側と全く違うものです。』このカンティーナは1950年頃、先代がイル・パラディソと呼ばれる畑を購入し、1967年にBaricci等数軒の造り手と共にモンタルチーノ協会を設立したことに始まっている。以来、畑は薬剤などを一切排除した自然農法が実践され、醸造に関しても伝統に則り、流行にぶれることなく本来のブルネロを造り続けてきた。義父から引き継いだフローリオ氏も義父の意思を引き継ぎ、自然農法を実践している。畑には色々なハーブが自生し、害虫対策にはその害虫の天敵である益虫を畑に放つことで対応する。除草剤も防虫剤も使われていない。葡萄樹を支える支柱さえも木製。本当に信じられない位自然と共存している葡萄がここにはある。樹齢は平均28年で地下セラーの壁から根が出てくるくらいに(深さ20m)地中深くまで根を伸ばしている。これによって2003年のような酷暑にも耐える丈夫な葡萄が育つと言う。栽培に関しても、醸造に関しても自然に任せた彼等のワインはモンタルチーノの景色のように丸く、おおらかで優しい印象。その奥に繊細ながら深みを感じさせてくれる。これこそがサンジョヴェーゼ・グロッソの本来の姿なのかもしれない。『私達のワインは毎年違った個性を持っています。何故ならその年の気温変化、葡萄の育成、発酵に至るまでの自然を表現することがワイン造りだからです。』収穫は区画ごとに完熟を待って行う。モスト計などで熟度を見るのではなく、フローリオ氏が葡萄を食べて収穫時期を決定していて2007年に関しては列ごとに収穫をしたと言う。醗酵は伝統的に20~50hlのセメントタンクで収穫した区画ごとに行う。時折、セメントタンクに手をあて温度が上がりすぎた時だけ、ルモンタージュを行う。熟成は5hl~32.1hlの大樽のみ。大きさはばらばらで10年以上使用している古樽が中心。ある程度、ワインが安定してきたら全てをアッサンブラージュして、更に熟成を続ける。瓶詰め直前に極少量のSO2を添加するが、醗酵から熟成に至るまでは一切無添加。ワインはブルネロ・ディ・モンタルチーノ1種類のみだが最良年には一部がリゼルヴァにまわされる。また、昔からの顧客向けにブルネロを早くボトリングしてロッソ・ディ・モンタルチーノとして出荷している。
TERRAVERTより)




このブルネロを飲んでしまったら、
もう、ソルデーラでも物足りないかもしれない。

いやあ~~~、ついに上陸してしまいました。
「アレ、入ってくるんですよね。」
どこで聞きつけてきたのか、当店に入荷する前からあちこちから問い合わせが…。 日本上陸前から相当噂になっていたらしいのです。急ぐ必要など全くないのに。
こういう種類のワインは、【日本初上陸】だからとか、
【年間生産量がたったの9000本!】とか
【モンタルチーノ最高の北斜面のたった2,5haの畑から】とか
【日本への全輸入量がたったの○○本】などという謳い文句に踊らされることなく、ひとの口から口へぽつりぽつりと語り継がれ、少しずつ、じわりじわりと、その名声を知らしめてゆけるタイプの真に偉大なワインに違いないからです。いえ、そうしなければならないのです。だから、煽るようなことはしません。
飲んでいただけば必ずわかっていただけるはずだから。
わたしはこのワイナリーを、当店でもお勧めしている同じブルネロの造り手サンタ・マリア のマリーノ・コルレオーネのマリーノ氏と一緒に、4月に訪問してきました。なんとパラディーゾとサンタ・マリアは目と鼻の先とでもいうべき近距離。でありながら、畑を訪ねるのははじめてだという。
ワインの銘醸地というのは意外に閉鎖的で、何十年も隣合わせに働く畑の持ち主のワインを飲んだことがないという話などざらです。というよりむしろ好んで「隣人のワインは飲まない」造り手のなんと多いことか。
そのマリーノがパラディーゾのワインをすべてテイスティングして
「ああ、どれだけ努力すれば、こんな高みにまでたどり着けるのだろう…。遠い、あまりにも遠い。」
と呆然としたのち、「がんばらなきゃ…」とぼそり。<そしてくるりと私に向き直り、 「ヨーコ、ここへ連れてきてくれた意味がわかったよ。心から感謝する。」と真剣な目で話していました。 ちなみにマリーノがそれまでモンタルチーノで尊敬している造り手は
ジャンフランコ・ソルデーラただひとり、でした。
これでふたりになってしまいましたね。
<<店長サノヨーコ 2008年初入荷時のメルマガより>>

 Paradiso di Manfredi パラディーゾ・ディ・マンフレディ
モンタルチーノの街から北東に抜けたVia Canalicchio沿いにイル・パラディーゾ・ディ・マンフレディはある。 元々ブルネロの中心地は北東斜面であり、パラディゾはこの北東斜面に僅か2.5ヘクタールの畑を持っていて、家族5人で年産750ケース、本数にして9,000本という極少量生産を続けている現在では珍しい農家的ワイナリー。 
現在の当主で元数学教師のフローリオ氏は言う。 
『ブルネロの本来の姿は北側斜面にあり、その個性は南側と全く違うものです。』 このカンティーナは1950年頃、先代がイル・パラディーゾ(サノ注:パラディーゾとはイタリア語で天国という意味)と呼ばれる畑を購入し、1967年にBaricci等数軒の造り手と共にブルネロ・ディ・モンタルチーノ協会を設立したことに始まっている。 以来、畑は薬剤などを一切排除した自然農法が実践され、醸造に関してもモンタルチーノの伝統に則り、流行にぶれることなく本来のブルネロを造り続けてきた。 義父から引き継いだフローリオも義父の意思を引き継ぎ、自然農法を実践している。 『今でこそ理解してもらえるが、当時は自然農法なんて変人扱いされたものです。』
 畑には色々なハーブが自生し、害虫対策にはその害虫の天敵である益虫を畑に放つことで対応する。 除草剤も防虫剤も使われていない。 葡萄樹を支える支柱さえも木製。本当に信じられない位自然と共存している葡萄がここにはある。葡萄樹は平均28年。 栽培に関しても、醸造に関しても自然に任せた彼等のワインはモンタルチーノの風景のように丸く、おおらかで優しい印象。その奥に繊細ながら深みを感じさせてくれる。これがサンジョヴェーゼ・グロッソの本来の姿なのかもしれない。改めてブルネロ・ディ・モンタルチーノの偉大さを教えてくれるようです。
『私達のワインは毎年違った個性を持っています。何故ならその年の気温変化、葡萄の育成、発酵に至るまでの自然を表現することがワイン造りだからです。』
  収穫は区画ごとに完熟を待って行う。モスト計などで熟度を見るのではなく、フローリオ氏が葡萄を食べて収穫時期を決定していて2007年に関しては列ごとに収穫をしたと言う。 醗酵は伝統的に20~50hlのセメントタンクで収穫した区画ごとに行う。 時折、セメントタンクに手をあて温度が上がりすぎた時だけ、ルモンタージュを行う。熟成は5hl~32.1hlの大樽のみ。大きさはばらばらで10年以上使用している古樽が中心。 ある程度、ワインが安定してきたら全てをアッサンブラージュして、更に熟成を続ける。ボトリング直前に極少量のSO2を添加するが、醗酵から熟成に至るまでは一切無添加。 
昔からのお客さんの為の極少量のロッソ・ディ・モンタルチーノとブルネロ・ディ・モンタルチーノ協会が認定した最良年のみリゼルヴァを生産しているが、どちらも中身に違いはない。 単純に熟成期間の違いのみだと言う。
<<以上輸入元資料より>>

ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ [2002] パラディーソ・ディ・マンフレディ
まず最初にぜひとも試して欲しいヴィンテージ。一般に良くない年とされる2002年ですが、この規模のワイナリーにおいては、ヴィンテージチャートなど只の紙切れにすぎないことを証明するためにあるかのようなワインです。
はじめて彼らの畑をたずねた際一緒にいたサンタ・マリア のマリーノ・コルレオーネ(非常に自然な味わいのブルネロを造る生産者でソルデーラを尊敬している)が、全ヴィンテージを試飲して、今飲むなら一番好きだと言ったのがこの2002年。旨みとミネラルがまるく調和していてエレガントでさえある。どこまでもやさしい味わいは、ブルネロとしては出色の出来。グラスのふちの色が既にレンガ色を呈している。「僕の2002年もこうです」とマリーノがいうと、フローリオは「それはあんたがマジメな生産者である証拠だ。2002年で紫がかってたら、何か他のぶどうか違うヴィンテージをブレンドしたとしか思えない」と断言。当時ちょうど、あのブルネロスキャンダルが発覚して間もない頃で、ふたりとも協会の会合に出かけていくところだった…
maruyamayaより)



2010年7月18日抜栓。コルクが途中で折れてしまいました。なんとか抜栓できました。コルクが折れてしまったため何が描いてあるのかよくわかりません。グラスはリーデルのボルドータイプのものを使用。抜栓直後より杏の甘い香りが漂っていました。グラスに注ぐと、色はルビーとガーネットが混ざった色、比較的濃い色です。ちょっとくすんだ感じ。決して濁っているわけではありません。8年の歳月を感じます。脚も十分です。アルコール度数13.5度。最初の薫りは、野ぶどう、杏、ややスパイシーでacidを感じます。ややバニラっぽい感じの香りも感じてきます。スワリングによりそれらの香りが強調され、さらに八角系の香りが混ざってきます。けっこう心に響く感じの香りです。時間と共に強くなるわけではありませんが、衰えません。口にふくむと、かなり甘い印象で、野いちご、杏、ブラックベリーのニュアンスを感じます。中程から終わりにかけて軽度の酸味を感じます。時間と共に杏のニュアンスが出てきます。しかし、いかんせん複雑さがあまり感じられません。粗度はすぅ~っと素直に通って行きます。味としては単調で、飲みやすいですが値段を考えるとコストパフォーマンスは悪いと思います。あとほんのちょっと複雑性があってもいいかなと思いました。もう少し安くてもいいかな。
スポンサーサイト

テーマ : ワイン
ジャンル : グルメ

Chateau Lagrange 1999

Chateau Lagrange 1999
Chateau Lagrange 1999
(+)実家のワインセラーシリーズ、新規購入編です。

シャトー・ラグランジュ (メドック地区サンジュリアン村・第三級)
Chateau Lagrange http://www.chateau-lagrange.com/
我が日本企業「サントリー」が所有する、新星ラグランジュ
 1983年に、我が日本企業「サントリー」が初めて格付けシャトーの買収し(欧米以外の企業によるシャトー所有に対して、フランス政府が認可されたのは、サントリーが初めて)、ラグランジュの再生にのりだしました。
 サントリーは、巨額の資金を投入し、ブドウ畑に排水用のパイプを敷設し、クローン(苗木)を植え替えるなど地道な努力を積み重ね、早くも、実力はトップ・シャトーと肩を並べるまでに成長させています。

ロバート・パーカーJr.「ボルドー第4版」より
 ラグランジュは三級シャトーだが、1983年までは1960年代と1970年代の悲惨な品質のせいで評判に大打撃を被っていた。畑の立地はとく、珍しく分割されていないし、グリュオー・ラローズに隣接しているのだから、良好なワインを生み出せない理由はなかったはずなのだが。
 日本の大企業であるサントリーに買収されたのは1983年だが、同社はシャトーとシェ(ワイン蔵)だけでなく、畑にも並はずれた改良を加え始めた。出資はいっさい惜しまなかったため、管理を行うマルセル・デュカスや、このシャトーの若くて熱心なエノロジストである鈴田健二といった有能な人々が、びっくりするほど短期間のうちにすばらしいワインをつくるようになった。
 ワインの品質が向上しただけでなく、ラグランジュはいまや、静かな庭や、白鳥やカモが集う湖がある美しいシャトーとなったのである。

 1985年以降のヴィンテージに何か特別なスタイルが見られるとしたら、印象的な風味の深みと密着したたっぷりのタンニン、香ばしい新樽、下地となる多汁性とふくよかさだろう。厳しい選別と、シュルマテュリテ(ブドウが過熟すること)の要素を持つ非常に熟したブドウを収穫しているおかげであるのは間違いない。明らかにこの新しい当主は20年強も熟成できるのに若いうちから魅力のあるワインをつくろうといているようだ。
 世界のマスコミは、メンツェロプロス家によるシャトー・マルゴーの並はずれた方向転換を喝采してきたが、1990年には『ウォール・ストリート・ジャーナル』紙が手本とすべき成功例として取り上げていたことには驚かされたものの、シャトー・ラグランジュにおける変化についてはあまり書いてこなかった。それでも今なお、このワインの価格は、向上してきた品質レベルにしてはかなり低く抑えられている。
~一般的な評価~
 1960年代、1970年代には凡庸なワインをつくっていたが、日本のサントリーに買収されてからは目覚しくよくなった。現在の格付けに見合う価値があるが、サン=ジュリアンの他の有名シャトーと比べるとまだ知名度が低いため、それなりの良好なお値打ち品となっている。
平均年間生産量:30万本
畑 面積:109ha、平均樹齢:25年、植樹密度:8500本、平均収量:58hl/ha
育て方:28℃の発酵と3週間のマセレーションは温度管理されたステンレスタンクで。熟成は新樽60%で20ヶ月。清澄も濾過も行う。
ブレンド比率:カベルネ・ソーヴィニョン66%、メルロ27%、プティ・ヴェルド7%
所有者:シャトー・ラグランジュSA(サントリー)

~シャトー・ラグランジュとサントリーの20年感の歩み~
 シャトー・ラグランジュは今日でこそメドック格付け三級として君臨していますが、その道のりは決して平坦なものではありませんでした。19世紀にデュシャテル伯爵によりシャトーの名声は高められ、畑の環境整備や高い栽培技術をもってワインの品質は磨き上げられてきました。しかし、1925年以降、センドーヤ家の所有下になると大恐慌という時代の波も受け、シャトーは荒廃していきました。その後、60年代、70年代にかけての評判も極めて低いものでした。
 1983年、欧米以外の企業によるフランス政府の初の認可を受け、サントリーはこのシャトーの経営を引き継ぎました。本来このシャトーが持っている力を最大限引き出すための大幅な改造計画が始まりました。
 まず、当時ボルドー大学でワイン醸造研究所長を務めていた醸造学者エミール・ペイノー博士に協力を依頼しました。そしてシャトー・ラグランジュの総責任者には彼の門下生であるマルセル・デュカスが就任しました。
 もともと畑の立地はよく、また幸運にも分割されずに残っていた為、結果的に潜在能力の高い土壌がサントリーへと引き継がれる形となりました。当時の畑はメルロ種が半分を占めていましたが、カベルネ・ソーヴィニョンの比率を高めると共に、剪定と収穫量の制限をすることで葡萄の品質を高めていきました。また、醸造設備についても大幅に改良を加えました。最新式の温度コントロール装置付ステンレス発酵タンクを数多く揃え、品種ごと、区画ごとに醸造することができる体制を可能にしました。このようにして、畑から醸造施設、そして庭園や館に至るまでに大幅な改革が進められてきました。
 当時、メンツェロプロス家によるシャトー・マルゴーの伝説的ともいえる方向転換が喝采を浴びていましたが、サントリーによるシャトー・ラグランジュにおける改革はそれをも上回るほどの大計画でした。
 また、83年のヴィンテージからセカンドラベルであるレ・フィエフ・ド・ラグランジュが造られ、その品質基準がさらに高められるようになりました。

1999 シャトー・ラグランジュ [赤・フルボディ]
ロバート・パーカーJr.「ボルドー第4版」より
 1999年の攻撃的な新樽は、深みや果実味の量に比べて過剰なように見える。純粋さや舌触りは秀逸だが、現時点ではオークが支配しているため、タンニンも辛くて渋い味がする。とは言え、エレガントな、中程度の大きさのサン=ジュリアンになる可能性はあり、最初の10年で飲みたい。
最終試飲月:2002年3月 パーカーポイント86
カベルネ・ソーヴィニョン、メルロー、プティ・ヴェルド

宮武酒店より)


エノテカ・シャトー蔵出しワインより購入 7200円。もう一本はリカーショップ ヒラオカよりオークションで落札。4999円。娘さんのBirthday Vintageです。
2010年7月30日抜栓。コルクはしっかりとしていてつるつるしているタイプのもの。1999年とシャトー名、Grand Cru Classe St.Julien(Medoc) MIS EN BOUTEILLES AU CHATEAUの刻印がされています。デカンタージュしました。さほど澱は認められませんでした。グラスはリーデルのボルドータイプを使用。ちょっと室温においてからグラスに注ぎます。抜栓後より、ほわっと甘い香りをかすかに感じました。グラスに注ぐと濃いルビー色。とても綺麗なルビー色です。エッジはちょっとばかり薄さを感じるものの大半がしっかりとした色になっています。最初は、青野菜のかおり。その後、バニラ香がちょっとばかり強く感じ、グスベリ、ラズベリー、青菜、カシスの香りを感じます。スワリングにより若干ハーブ系でしょうか。1時間ほどするとグラスから甘いストリベリー系の香りが溢れてきました。娘さんは「ピーマン、煮付け」と言っていました。脚はそこそこ。口にふくむと、しっかりとしたタンニンを感じます。その後、ベリー系、カシス、スパイシーな印象の味が舌を転がります。アフターはそんなに長くありません。タンニンのせいか、ちょっとばかりズシッとした感じを下に感じ、最後にやや苦味要素が残ります。時間が立ってくると、こんどはバニラ、インクの要素が香り、味ともに広がってきます。温度の上昇と共に、ややミント系のハーブを感じました。コッテリ系のビーフシチューとか合いそう。ママちゃんは最初「んー、しぶい」といっていましたが、時間と共に甘さがでてきた、と言っていました。サンジュリアンの3級ってこんな感じなのかな。一日目のあまりを小瓶に入れてストック。翌日はまだタンニンは残りますが全体的にマイルドなテイストになっていました。力強さを内に秘めていたワインといった感じです。

テーマ : ワイン
ジャンル : グルメ

Nuits Saint Georges Le Petit Arlot Domaine De L'Arlot 2007

Nuits Saint Georges Le Petit Arlot Domaine De L'Arlot 2007
Nuits Saint Georges Le Petit Arlot Domaine DeLArlot 2007

Domaine De L'Arloに関しては過去のこちらのブログをご参照ください。


ドメーヌ・ド・ラルロは、ネゴシアンのジュール・ブランが所有していた畑を大手保険会社が買い取り、ドメーヌ・デゥジャックで共に仕事をしていたジャン・ピエール・ド・スメを支配人として迎え、スタートした生産者です。
ドメーヌ・ド・ラルロでは15年ほど前からビオディナミ農法によるぶどう栽培を模索し始め、1999年に所有畑の一部1.5ヘクタールからスタートさせました。そして2000年に3ヘクタール、2001年に6ヘクタール、2002年には10ヘクタールと着実にビオディナミ農法での栽培畑を増やし、2003年産からは全ての畑においてビオディナミ農法によるぶどう栽培をおこなっています。
ぶどうは収穫時に選別され、更に収穫後にも選別されます。ぶどうは収穫後除梗されず、破砕もされません。ぶどうを醗酵前に浸漬させ3週間以上醗酵させます。
ピジャージュは足で1日に3回おこなっています。

醗酵槽から樽にワインを移すときには重力を利用します。
ポンプを使うとワインに負担をかけるためです。
下から上へ移動させる際には窒素を用います。その後、軽く澱引きをして、樽熟成の後、フィルターをかけず瓶詰します。
樽熟成に使用する樽は自社で原料のアリエ産の木を購入し、2年以上乾燥させて、使用しています。
(輸入元資料より)


もうホントにいいなあ、ラルロは。とことんナチュラルで美しい自然派の香味がありながらあまり自然派自然派した風味にはならず、ワインとしての普遍的な味わいがしっかりとある。
このビオディナミで造られるワイン達は、同じビオディナミのルロワやDRCと同種の感触があるのだ。
なので僕は以前「DRCのニュアンスに近いものがある」と書いた。
もちろん全く同じ味でもスタイルでもないが、明らかに共通する風味があるのは本当だ。
さて、06年のラルロはオリヴイエ・ルリッシュの腕がまたも冴え渡って、全てのワインがそのクラスに応じて良い。樽試飲時の暫定点の上方に位置するワインが多く、またそれを超えたものもある。06年はビンの中ですくすくと育ったのだ。
また前回も報告したが厳しい選果を行ったため、05年に比べ35%も生産量が減ってしまった。
しかし、価格はほとんど上がっていない。近年のラルロ未経験の方は求めやすい下位のワインを試してみることをお勧めしたい。キチンとラルロ味があるから。
リアルワインガイド23号

やはりこのドメーヌはすごい。スタイルこそ違え、07年にして06年と同等の品質のワインを造り上げた。
そのワインを造ったオリヴィエ・ルリッシュだけど、彼の仕草のひとつひとつが、例えばアルヌーのパスカル・ラショーのように、有能な、仕事の出来るヤツという印象を抱かせる。
実際オリヴィエは天才じゃないかと彼の0 7年を飲んで改めて思った。
1本目のクロ・デュ・シャポーからして、質感、味つきの良さ、全体のスタイルの良さ、美しい自然派香と、もう呆気にとられた。点数で表すことのできない独特の質感があり、ルーミエと同じように独自の境地を表現している。評点は全て1~2点をブラスしたいほどだ。
ともかく07年のラルロは構造の大きさこそないものの、素晴らしいバランス感と純粋な味わいの良さから、ある意味圧巻とまで言える、また、とてもうれしいことは06年に比べてかなり価恪が下がったこと。
ほぼ全アイテムが2割強も安くなった。銘酒クロ・デ・フォレが8千円台だ。
リアルワインガイド27号

ラルロ ニュイ・サン・ジョルジュ・プティ・アルロ[2007]
これも素晴らしい梅きのこ香。もうこの段階でこんなにいいと、後は一体どうなってしまうんだろう。そして口に含むと、まず味のクッキリさに驚きながら、次いで液体のジューシーさに舌が喜ぶ喜ぶ。甘く、酸度が低く、エレガントでフィネスにあふれた見事な液体。エレガントな年07年とはいえここまでとは、もう参りました。

今飲んで89+
ポテンシャル90
飲み頃予想 今~2020
リアルワインガイド27号
ワインマルシェまるやまより)



ファインワインクラブより購入。4600円。
2010年7月6日抜栓。コルクにはドメーヌ名、ワイン名(ちゃんとPetit Artoltまで)、ヴィンテージが刻印されていました。液漏れなし。コルクに異臭なし。結構しっかりとしたコルクです。グラスはリーデルのブルゴーニュタイプを使用。温度約13℃くらいで抜栓。最初グラスにそそぐと、とても薄い感じの液体が流れでてきた。色は薄いガーネット、2007年のVintageによくある薄い色。とても澄んでいます。エッジはしっかりとしていました。脚は結構はっきりとしています。アルコール度数は13度と記載されています。最初香りを嗅ぐと、ラズベリー、アプリコットの香りが出てきます。そのあと柑皮、ちょっと黒インクっぽい漢字の香りが漂いました。最初は「結構薄い香り?」っていう印象でしたが、スワリングにより一転。その香りは、良いワインにありがちな何時までも嗅いでいたい香りに変化。全体的に少し、香りのニュアンスが強くなり、ミネラル感が加わってきました。香りから薄旨系の印象。口に入れると、最初の一杯は、ベリー系、アプリコットが主体の味ですが決して出過ぎず薄い、軽い感じ。タンニンは、いわゆる【タニック】という印象は全くなし。何の抵抗もなく喉の奥に、まさにすぅ~っと流れ入っていく。ジャミーという表現がぴったりの味わい。空気を含みながら口の中に入れ、下の上を転がすと、ストロベリーの甘さが口いっぱいに広がるが決して甘すぎず、とても心地良い、ほんとジャミーな感じが頭と鼻の奥に駆け上がっていく。これ、ほんと薄旨系でうまい。ミネラル感も程良く感じる。ACブルでよくみられるような、最後の苦味って言うか雑味っていうか、そういう感じが全くありません。これ、美味しいです。時間と共に、ベリー系、アプリコット系の香りと味がちょっと強くなり、その合間にミネラルと柑皮のニュアンス、ちょっとだけ黒インクの印象が現れてきます。1時間ほどたってもその印象は少しも衰えることなく続いています。このワインは、食事を邪魔することもなく、ワイン単独で楽しんでも十分いけるワインです。これは上級を是非試してみたくなるワインです。翌日までとっておくことができませんでした。評価は人によって異なってくるかもしれません。あまり面白みのなく喉にすっと流れでてしまうだけのワインと思う人もいる反面、シンプルで女性的な印象の中にも複雑さを兼ね備えた薄旨系の素晴らしいワインという評価もあると思います。ママちゃんは、飲んで最初に「これは若い人がつくっているワインだね」と一言。ママちゃんすげーなー。このドメーヌのことなんて全然教えていないのに当てちゃった。ごちそうさまでした。

テーマ : ワイン
ジャンル : グルメ

検索フォーム
プロフィール

akira0629

Author:akira0629
自分が所持している、あるいは、飲んだことのあるワインのデータベース的ブログです。

FC2ブログランキング
ブログランキングに参加してます ポチっとお願いします

FC2Blog Ranking

FC2カウンター
フリーエリア
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード