Tomi no Oka Koshu Santory Tominooka Winery 2014

Tomi no Oka Koshu Santory Tominooka Winery 2014
Tomi no Oka Koshu Santory Tominooka Winery 2014
「穏やかな酸味、ほど良い渋味のあるふくよかな味わい」 
登美の丘 甲州 2014


ワインの味わい(テイスティングコメント)
香りは、レモンやライムのような柑橘系の果実の香りに桃のニュアンス。アタック(口当たり)で、はつらつとした酸味が感じられた後に、中盤から後半にかけて果実の自然な甘みを感じ、続いて樽由来の複雑な香味がバランスよく感じられます。甲州種の特長ともいうべき全体を引き締めるようなわずかな渋みが余韻にかけて心地よく感じられます。

ワインづくりの詳細
2014年は、赤系品種・白系品種とも果実がゆっくり成熟したことで香りが良く、心地よい酸味がありバランスの良さを感じるヴィンテージとなりました。 この年2月14日に観測史上最高の100センチ超の特筆すべき積雪がありましたが、ぶどうへの直接の被害はなく、萌芽も昨年とほぼ同じ頃から始まりました。 6月の降水量は平年の74%にとどまり、7月中旬以降も気温が高めで推移し、降水がほとんどない好天に恵まれましたが、8月に入るとお盆前後から雨がちの天気がつづいたため例年より少ない日照量となりました。9月に入ると一転好天に恵まれ、朝晩の気温がしっかり下がり、最適な昼夜の寒暖差をもたらしてくれた影響で、香りと適度な酸を保持しながら糖度の蓄積がゆっくりかつ順調に成熟しました。10月に台風18号、19号による降雨がありましたが、完熟を待って甲州は貴腐ぶどうを除いて自園では最も遅く11月3日に収穫をしました。 収穫した甲州種のぶどうを一部は樽発酵、一部はタンク発酵をし、シュール・リーをおこなうことで味わいを持たせ、最後にアッサンブラージュを行い(樽熟成:58%、タンク熟成:42%)、樽のニュアンスを複雑味として持ちつつも、果実の旨味を表現することに注力しました。

「登美の丘」に込めた想い
高温で湿潤な日本の風土。自然が豊かで、時に脅威でもあるこの日本の気候と土地は、人が制御できるものではありません。人は自然を超えるものではありません。この風土と寄り添い、生かし、品種通して、土地の特長を表現していく、そんなワインづくりを私たちは目指しています。 「登美の丘」は、この地の名前を冠したこの登美の丘ワイナリーを代表する定番シリーズのワインです。この土地の風土を、厳選した品種を通して表現するという基本スタンスで、登美の丘甲州は、甲州種を自家ぶどう園でしっかり完熟させ「穏やかな酸味、ほど良い渋味のあるふくよかな味わい」を目指しています。

甲州種ぶどうについて
甲州というと、山梨県の旧名称として知られていますが、ワインで甲州というと山梨県ではなく、ぶどう品種のことを指します。その多くが山梨県下で栽培されていることは事実です。 一説によると、甲州種ぶどうはシルクロードを渡って日本に渡来したと言われていましたが、2013年11月の酒類総合研究所からの発表では、甲州種のDNA解析により、カスピ海の近くコーカサス地方で生まれたヴィティス・ヴィニフェラ種がシルクロードを渡り、日本に渡来する過程で、中国の野生種(トゲブドウ)と交雑し、再びヴィティス・ヴィニフェラ種と交配したと推測されるとのことです。数百年の時間をかけてヨーロッパ系のヴィティス・ヴィニフェラ種がシルクロードをわたって日本の地に定着したというルーツに想いをはせて甲州種のワインを楽しんでみてはいかがでしょうか。 甲州種ぶどうは、果皮が薄い紫色になるのが特徴で比較的ぶどうの房は大きめです。 日本に定着して長い歴史を持ち、日本の気候・風土に順応した甲州種ぶどうは、昔から生食用としても栽培されてきました。(江戸時代は薬用としたという記述も) 2010年にO.I.V(国際ぶどう・ぶどう酒機構)に品種登録されたことにより、甲州種のワインであることが国際的に輸出されるワインのラベルに品種表記することが認められました。 今後ますます日本ワインを代表するぶどう品種として世界からも注目が寄せられることと思います。

こだわりのディティール
ラベル「登美の丘」の墨文字を書いていただいたのは有名な書家の荻野丹雪さん。
元詰 落款を押したように赤く書いている「元詰」という言葉。ワインならではの表現です。葡萄の栽培・醸造・瓶詰、さらに熟成までのワインづくりの全てを自らの手で行う場合に認められた表現です。
フランスで「Mis en bouteille au Château」とか「Mis enbouteille au Domaine」と書かれたワインを見た方もいらっしゃるでしょう。
「シャトー元詰」「ドメーヌ元詰」「元詰」であることが確かな品質の証のひとつです。

コラージュ 登って美しい丘に葡萄畑や醸造棟を擁する登美の丘ワイナリーの風景をコラージュしたイラストには、登美の丘から臨む雄大な富士山も表現されています。

コルク 登美の丘のコルクの焼印には、ラベルと同じく「登美の丘」と収穫年の2014いう焼き印を付けています。
コルクは長さが45mmの規格を使用しています。

お料理とともに
登美の丘甲州の爽やかな香りと自然な旨味、後口のかすかな渋みは、お料理と合わせていただくことによって、より真価を発揮します。特に、食材の旨味を味わう日本料理にはちょうど良い具合に寄り添ってくれます。寄せ鍋やちゃんこ鍋、湯豆腐などのお鍋にぜひ登美の丘甲州の旨味のある味わいを鍋を囲む皆さんと一緒にグラスを傾けて、食事を楽しんでいただければ幸いです。
例えば、「ぶりの照り焼き」などの旨味がしっかりとした味わいのお料理にも、登美の丘甲州は、ふくらみのある味わいでしっかりと引き受けてくれますので、ついつい箸が進んでしまいます。日本のお料理にしっとりと寄り添い、お料理の旨味を引き立ててくれるのが登美の丘甲州のいいところです。

「登美の丘 甲州」をサーヴされる際・召し上がる際には
冷やしてお召し上がりください。冷蔵庫で冷やしていただくだけで構いません。
この甲州の持つ味わいは室温に上がっていくにつれ、より旨味を感じていただけるかと思います。
ちょっといい感じのワイングラスでお楽しみください。
登美の丘オンラインショップより)





登美の丘オンラインショップより購入。3,456円

http://d.hatena.ne.jp/akirais/20160106/1452091208
抜栓日:2016年1月6日
コルク:登美の丘のコルク
液漏れ:ないようです。
グラス:リーデルのオーヴァチュアを使用しました。
 
色合い:比較的濃い目のイエロー。甲州でここまで色付いているのは樽のせいなんでしょうか?
ディスク:さほど厚くありません。
脚:そんなに粘性を感じません。
 
香り:わずかな樽香。ちょっとバターのようなニュアンス。その影に、ほのかな八朔や夏みかんのような柑橘系の香り。夏みかんの皮を連想させるような渋味を思い浮かべる香り。なかなかシャープなイメージです。
 
味わい:酸がシャープ。比較的厚みのある味わい。けっこう早い段階から渋味を感じます。余韻は中程度。樽から来ると思われる、木樽の溶けたイメージの味わいを感じます。この樽感、意外と食べ物と合わせるの難しいんじゃないだろうか?
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テーマ : ワイン
ジャンル : グルメ

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