Tuffeau Puzelat Bonhomme 2013

Tuffeau Puzelat Bonhomme 2013
Tuffeau Puzelat Bonhomme 2013
テュイリー・ピュズラからピュズラ=ボノーム、そしてピエール=オリヴィエ・ボノームへ・・・

元々はクロ・デュ・テュ=ブッフのオーナーの1人テュイリー=ピュズラが、自分の畑以外でもここぞと思ったところの持ち主に交渉し自分のワインのためのブドウを提供してもらって1999年に立ち上げたネゴシアン・ブランド。仕込みは基本的に全て「クロ・デュ・テュエ=ブッフ」と同じ。ティエリーがブドウを収穫し醸造。彼の買いブドウの選び方は、ただビオロジック、ビオディナミと言った栽培方法が決め手ではなく、これから自然派ワインの作り手として成長しそうな良質なドメーヌを見極めて選んでいる。売り手側もティエリにブドウを選んでもらったということがきっかけでブレイクすることもあり、お互いが持ちつ持たれつの良い関係(気の合う奴のところの葡萄が一番!と依然来日時に話していた)が出来上がっていた。

その後2009年に若きオリヴィエ=ボノームを共同経営者として招き入れ、ピュズラ=ボノームとして再スタート。2014年ティエリーはドメーヌ・クロ・デ・テュ=ブッフに専念するためこれを離れ、ピエール・オリヴィエ=ボノームが2015年よりこれを引き継いでいる。
●現オーナーであるボノームは、2004年、弱冠18歳の時にル・クロ・テュ・テュエ=ブッフの収穫に参加したのを きっかけにワインの世界に入る。その時はまだ学生で、ワインの知識もほとんどなく、収穫に参加した理由もただお金を稼ぐことが目的だった。だが、作業の飲み込みが早く判断力があり、おまけに力持ちであった彼は、ティエリにその才能を見いだされ、ティエリから共同経営者を前提にネゴシアンにスカウトされる。快諾したボノームは2006年から2008年までアンボワーズのワイン学校に通いながらティエリのネゴシアンで経験を積む。2009年、彼は3haの畑を所有しそれを機にティエリもネゴシアンの名前を「ティエリ・ピュズラ」から「ピュズラ=ボノーム」に変更し共同経営をスタートさせる。2011 年、ボノームはさらに3 haの畑を所有し徐々に拡大を図る。同時に、ティエリはこの頃からボノームにネゴシアンの仕事を全て任せ、彼自身はル・クロ・デュ・テュ=ブッフに専念し始める。2014年末、ティエリが正式にネゴシアン事業から離れ、ピエール=オリヴィエ・ボノームが100%経営を引継ぎ現在に至る。

●ボノームのワイン哲学は、ティエリのワインスタイルを忠実に継承しつつ、さらに自分なりに磨きをかけていくことである。彼が一番影響を受けたつくり手はティエリであって、今でも彼にとってはティエリのワインが一番であり、そのスタイルを継承する自身のワインが大好きだ!反対にティエリもボノームのワインの大ファンである。おそらく2人は潜在的に似たような味覚センスを持ち、出会うべくして出会ったのだろう。ヴァン・ナチュールの歴史において、この必然が今後語り草になる気がしてならない。

●2015年2月、ボノームはネゴシアン・ティエリ・ピュズラ発祥の場である慣れ親しんだ旧カーヴを離れ、今までワインの保管庫として使っていた倉庫に醸造設備を移し、今後醸造~出荷を新カーヴで行うことを決めた。旧カーヴはいつも仕込んだワインでびっしり並んでおり、以前からかなり手狭に感じていたようだ。大柄なピエロに相応しい広々とした新カーヴで、ぜひ伸び伸びとスケールの大きいワインを仕込んでもらいたい! 昨今ビオの買いブドウが軒並み高騰の様子を見せるなか、彼は価格を抑えるために自社畑の割合を増やし対処していこうと考えている。しかし一方で、地域のワイン産業発展のためには、地元ブドウ生産者の立場を十分理解尊重しつつ、お互いに協力し合うことが重要であり、今後、より親交を深めていくべきだとも考えている。もちろ ん不作の年のリスクヘッジとしてネゴシアンを使うということもあり、ドメーヌ100%にするつもりはないようだ。 次世代のトゥーレーヌを担う若手ヴィニロンとして、またヴァン・ナチュールを牽引する担い手として、ボノームが最重要人物になる日もそう遠くはないはずだ!


ピュズラ=ボノームVdFブラン「テュフォ」2013シュナン・ブラン

●2013年ヴィンテージまではピュズラ=ボノームのネゴシアン名義でリリースされているため、こちらのキュヴェはそのままピュズラ=ボノームで。

●まずはインポータさんのコメント。「シュナンブラン100%。葡萄の畑はヴーヴレにあり、本来ならば「ヴーヴレ」 で出したいところだが規定上そうは行かない。そこで、ヴーヴレの代表的な土壌トゥフォ:Tuffauに、Tu (es) faute 「あなたは間違っている」の意味を掛けてワイン名を命名。レモン、グレープフルーツ、西洋菩提 樹の花、フュメ香、杉の木の香り。ワインはピュアかつ上品でフィネスがある、透明感のある繊細なミネラルの旨味とシャープな酸が余韻につれて徐々に口を満たす!」

●とい言う事で、ヴーヴレじゃないんですけど、良いヴーヴレだと思います。しっかりとしたボディにレモンからオレンジ、花梨にいたる香りが綺麗に並びまさしくしっかりと厚みのあるボディにチョークのようなミネラル香、クリーンな酸味がピッタリと寄り添いバランスをとっています。ちょっと酸に傾いているかな?と思いますが時間かけるとより熟した感じがでてくるんじゃ無いかな?2013年と言う事でリリースも遅いのですが、飲み頃は2020年より先、かな?それまで我慢、できますか?(2016.03.09 いのまた)
Alcoholic Armadilloより)




(*)Alcoholic Armadilloより購入。3,888円。
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