BOW! Rouge Domaine Oyamada 2016

BOW! Rouge Domaine Oyamada 2016
Bow 2016

Bow Rouge 2016
DOMAINE OYAMADA ドメーヌ・オヤマダ
★生産者
 小山田幸紀氏は福島県郡山市の出身で、中央大学の文学部ドイツ文学科卒という経歴ながら、在学中の麻井宇 介氏との出会いをきかっけとしてワイン造りの世界に飛び込むことを決めた。
 16年間山梨県笛吹市のルミエールに勤務し、栽培・醸造責任者を務めた。
 現在は退社し、約3haの畑を管理し2014年に初のドメーヌ・オヤマダとしての仕込みを行う。
 ルミエールに勤める傍ら、自分の畑の管理を始め、収穫したブドウはルミエールや四恩醸造に売却をしていた。
 勤めながらの畑管理の労力は計り知れない。
 休みはぼ正月三が日のみという根っからの仕事人間である。
 人生で影響をうけたものは、思春期は尾崎豊と村上春樹、そして太宰治はじめ明治から昭和の日本文学。
 趣味 は飲酒。モットーは農民芸術の振興。
 ブドウ作りをワインという芸術で表現するには「ブドウのポテンシャルを追求し、いたずらにワインを汚さないこと」が重要。
 小山田氏は普段さらりとした語り口調だが、事実と経験に裏付けられた話には説得力がある。
 小山田氏の周りに人が集まってくるのもそういったところに魅力を感じてのことだろう。

 農法
 「農薬を使うことが必ずしも安定したよい葡萄生産が出来る訳でない」と感じている中、2002年頃にクロード・クルトワのラシーヌ1999年を飲み、ビオディナミに興味を持った。
 実現することが難しいとの反対意見もある中、2004年からビオディナミをスタート。
 2004, 2005年はヴィンテージがよかったこともありスムーズに収穫。
 2006年は雨が多かったが、適切なタイミングでボルドー液を撒いて対応できた。
 その体験から農業では、農薬の使用の有無よりも、「日々の畑の観察とタイミングの良い管理作業」により良いものが造られるのを実感。
 化学合成農薬は使わず、硫黄とボルドー液だけで10年に9回良いブドウを取ることを目標としている。
  (残念ながら、10年に1回はどうしようもない年があると想定している。)
 ビオディナミの調合剤は5年間撒いた。
 しかし、ヨーロッパの乾燥農業地帯と日本の湿潤な農業地帯では、農業、気候風土、歴史の成り立ちも全く違う。
 調合剤を撒いても、茂った雑草に覆われ実際に地面にも届かない中、調合剤の意味への疑問が常にあった。
 無論否定するつもりはないが、北海道や阿蘇など、草が少ない土地以外では、ビオディナミより雑草に対応することが大切であると感じている。
 そういう中で福岡正信さん、川口由一さん、岩澤信夫さんらの自然農法の流れを汲むと、要は「雑草といかに共生するか」にいきついた。
 虫の防除に関しては、植生を多様化することによりほぼ問題がなくなった。
 植生を多様化すると昆虫も多様化し、害虫の相対的割合が減る。
 また害虫自体が他の虫に捕食される連鎖が生まれることにより、絶対数も減る。
 「不耕起で草を生やす土造り」がよいと感じている。
 耕す代わりに草をある程度の長さま生やし、それが倒れ、土がフカフカになる。
 日本の土壌は水分が多く、借りた畑は肥料が残り窒素が多いこともあるため、ブドウは自然と伸びる。
 肥料が一切不要とはいわないが、沢山の肥料を必要とはしない。
 特に、玉を張らせ果粒を大きくする食用ぶどうと違い、ワイン用は果粒を小さくしたいため、伸びた草が倒れたことによって存在する有機物で充分であると感じている。

 ペイザナ農事組合法人
 ドメーヌ・オヤマダのワインは、ペイザナ農事組合法人中原ワイナリーにて醸造される。
 ペイザナ農事組合法人(以下ペイザナ)は、山梨市、甲州市、笛吹市、甲府市、北杜市を拠点に活動。
 農業人口の減少、若者の農業離れが進む中、
 「日本の農業の将来を見据え、農地を継承・活用し、農業従事者の雇用・育成 を目的として」
 小山田氏と四恩醸造の小林氏が理事となり 2011年に設立された。
 更に、自社の高品質葡萄を原料に、より付加価値の高いワインの生産をペイザナとして実現するため、勝沼町中原に共同醸造所(中原ワイナリー)が2014年に設立された。

 葡萄とテロワール
 自らの探求する農法により、棚栽培で既存の甲州種やデラウエア、マスカット・ベリーAの品質と付加価値向上に努めるとともに山梨の土壌に合い、病気に強く、かつ収量が比較的多い希少品種も導入予定。
 具体的には棚栽培において、白系のプチマンサン、アルバリーニョ、垣根栽培において白系のシュナン・ブラン、ロモランタン、赤系のムールヴェードル、タナ、シラー等。希少品種は知名度が低く、商品価値が低いとされることもあるが、ワインの商品名はすべてブドウ生産の畑名とし、各々の畑に適した品種を植栽していく適地適作の概念を実行していく。
 その上で、日本ではまだ確立されていないワインのテロワール表現を訴求していく。

 醸造
 自家農園葡萄を原料にし、培養酵母や酵素、発酵助剤等の使用を一切行わず、葡萄に付着した自然酵母により発酵を行う。
 また、製品の品質保全のために不可欠とされる亜硫酸は必要最低限の使用とし、極めて天候が不良な年を除きアルコール分上昇を意図した糖分の添加を行わない。
 スパークリングワインにおいても、酵母の添加は行っていない。

 2014年
  山梨(峡東地域)  2014年は穏やかな春のスタートだった。
 全体的にやや遅めの萌芽だったか、その後の好天で開花期までは順調な推移で進み、楽な年になるかと思われたが、5月下旬から6月上旬にかけて、まとまった雨が頻繁に降ってしまった。
 あと少し、雨の時期が後ろに動けば助かったのだが・・・。
 この雨の影響でベト病がいくつかの畑で見られ始めた。
 6月後半から7月にかけては平均的な流れで、それはここ数年の当然のようになった山梨ならではの猛暑がなかったということを意味する。
 暑さのピークはいつ来るのだろう、と思っていたところ、お盆頃には寒さを感じるくらいに冷込んだ。
 雨はさほど多くはなかったが、日照不足で、ブドウの成熟は遅れることとなった。
 この影響を大きく受けたのがデラウエア。
 8月の太陽で熟す品種であるため、8月下旬になっても酸が落ち着かず、着色や糖度上昇が大くきく遅れたまま、収穫せざる得ない状況になってしまった。
 9月に入ると一転し、2日以降はほとんど雨が降らず、低温傾向で日照は少なめながら、良い天候が続いた。
 おおかけで、9月下旬からが収穫期となる赤品種はそれなりの熟度を確保できた。
 総じて難しい年となったが、デラウエアのような早生品種では不良年、晩生の白品種では酸が残った面白い年、中生から晩生の赤品種にとっては平年並みの品質といった感じだろうか。

 2013 塩尻
 2013年は山梨では総じて良年となったが、塩尻では春に大きくつまずいた。4月21日の明け方から雪が降り、その後も数日解けずに残ってしまい、萌芽間近で耐寒性が弱くなっていた時期だけに、大きな凍害を受けてしまった。ダメージを受けた樹は半分以上で、 耐寒性が弱い品種ではまともに萌芽した樹の方が少なくないくらいだった。
 その後、天候は順調に推移したが、春のダメージがブドウの生理に与えた影響は大きく、 収量が半分に減っただけでなく、徒長や未熟果混入など、例年にはないマイナス要因が多くく見られた。
 好天のおかげで、最終的には平年並みの品質を得られたのが幸いだった。
 
 2015 山梨(峡東エリア)
 開花期から梅雨の始まりまでは雨も少なくブドウの成長は順調に進んだ。
 梅雨時期は平年の倍以上の降水があり、病気の発生が心配されたが、予想以上にブドウは健全さを保った。
 梅雨明け以降、8月下旬まで好天が続き、デラウェアなどの8月の太陽で熟す早生品種にとっては恵まれたヴィンテージとなった。今年の特徴は雨ばかりの9月...。
 この雨で10月前半の収穫となる品種は大きなダメージを受けることとなる。
 総じてデラウェア、甲州,マスカット・ベーリーAなどの品種は良年。
 ヴィニフェラにとっては非常に難しい年という印象で、2014年と比べて大幅に収量減となってしまった。
 ヴァンクールさんの資料より。

小山田幸紀
オヤマダ・洗馬・ルージュ2014
NEW!  2/17の新着
お気に入りイチオシイチオシ買うべし!
*今年の洗馬は軽快な印象、透明感と緊張感のある味わいです。

*小山田さんのワインを仲介に入っているインポーターがヴァクールさんなのは嬉し過ぎますね!。
 日本のワインを取り扱うのに生産者とダイレクトな日本酒の様なシステムではなくキチッと意見の言える良心的な仲介者が出ないかな~と思っておりました。
 一番嬉しいのはその仲介者がヴァクールさんだったこと。
 きっと適正な価格になるだろう思っておりましたらこの価格です。
 こんな誠意を感じる事ってありますかね~!
 ヴァンクールの有馬君からこの話をお店で聞いた瞬間握手しましたよ! 。

オヤマダ・バウ!・ルージュ2016
*2016年はクールでドライな味わいです。
 楽しくワイワイ飲みましょう!
●バウ!・ルージュ2016
 品種:カベルネ・フラン、マスカット・ベーリーA主体、ムールヴェードル等を少々。
 樹齢:10~20年。
 土壌:粘土質。
 醗酵:ステンレスタンク発酵、プレス後樽醗酵
 熟成:ステンレスタンク熟成、プレス後樽熟成
 マセラシオン:カベルネ・フラン:2週間
        マスカット・ベーリーA:3週間
        ムールヴェードル等:2週間マセラシオンカルボニック
 萱刈のカベルネ・フランと上神内川のマスカット・ベーリーAに加え、日向,大久保のムール ヴェードル等のヴィニフェラを少量アッサンブ ラージュ。
1/26/2017試飲
 2016年はゆっくり楽しむより
 ワイワイ楽しんで飲みましょう!
 インポーターはヴァンクールさんです。
税抜価格¥1,600
moritayaより)





(*)moritayaより購入。その後、銀座カーヴ・フジキより購入。税抜1,600円。
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