FC2ブログ

BLANK Laurent Saillard 2016

BLANK Laurent Saillard 2016
BLANK Laurent Saillard 2016 part1
LAURENT SAILLARD
ーラン・サイヤール

★生産地
 トゥールの東、ロワール川の支流にあたるシェール川を左岸に沿って60kmほど進むと、陶器で有名な町サンタニアンが見えてくる。
 そのサンタニアンのちょうど手前の小さな村マレイユから隣村プイエにかけて、トゥーレーヌ・ワインの老舗クロロッシュ・ブランシュの敷地が小高い丘の一面に広がる。
 ローラン・サイヤール の畑は、このクロロッシュ・ブランシュの敷地内にあり、ワインは現在ノエラ・モランタンの醸造所の一部を借りて仕込んでいる。
 この地域の気候は、夏冬の寒暖の差が激しい大陸性の気候とシェール川がもたらす複雑なミクロクリマがお互いに影響し合う。
 
 歴史
 現オーナーであるローラン・サイヤールは1991年、20歳の時にリヨンにあるポール・ボキューズの専門学校でホテル・レストランのマネージメントを3年間学びました。
 以前から海外で働きたいと思っていた彼は、専門学校を卒業後1年の徴兵を経て、1995年新天地ニューヨークへと旅立ちます。
 ニューヨークでは、ブルックリンにあるレストラン「The Bounty」で3年働き、1998年マンハッタンにあるビストロ「Balthazar」で5年間ホールマネージャーとして働きました。
 この頃、ブルックリンで「360」というビストロを経営していた友人から自然派ワインを紹介され、次第にヴァンナチュールの世界にはまりこんでいきます。
 2004年、満を持して、ニューヨークで最初に自然派ワインだけをリストにそろえたレストラン「ICI」を立ち上げる。
 ビオのローカルな食材と自然派ワインにこだわったレストランは瞬く間に反響を得る一方で、家庭との両立が次第にうまく行かなくなり、2008年妻にレストラン経営を譲り、ニューヨークを後にします。
 フランスに戻ってからは、ティエリ・ピュズラを介してビストロ 「L’Herbe Rouge」で2週間ほど働き、その間にノエラ・モロンタンと出会う。
 その後はノ エラ・モランタンとクロロッシュ・ブランシュの両方を手伝いながら、ゼロから畑とワイン造りを学び、2012年、ノエラから買ったブドウで仕込んだ自身初のオリジナルワインをリリースします。
 翌年の2013年、ノエラの畑2haを譲り受け自らのドメーヌを立ち上げます。
 そして、2015年クロロッシュの引退後の畑の半分4.5haの管理を引き受け現在に至ります。

 生産者
 現在、ローラン・サイヤールは6.5haの畑を1人で管理。
 彼の所有するブドウの品種は、ソービニヨン・ブラン、ガメイ、ピノ・ドニスの3種類で、樹齢は30~60年。
 ブドウの栽培はクロロッシュから学び、さらに独自にビオディナミも取り入れています。
 また、醸造はノエラから学び、彼女同様に教科書にとらわれない「フィーリング」を大切にしています。
 出来上がるワインを想像しながら、マセラシオンの方法、期間、醗酵、スーティラージュ、熟成方法等、全てテイスティングを通して臨機応変に対応。
 彼のモットーは「感性を生かしたシンプルで美しい仕事」。
 性格的に投げやりなことが嫌いというローランは、一度仕事を始めると最後まで黙々と丁寧に作業をこなしていく。
 彼の仕事の姿勢は他のヴィニュロン達の間でも定評があり、ワイン生産者としては新人ながら、多くのヴィニュロンから絶大な信頼を得ています。
 仕事以外の趣味はキノコ狩りと料理。
 季節の素材にこだわったシンプルな料理を得意とし、今はただ料理することだけでは飽き足らず、趣味が高じて、小規模ながら自分で野菜や果物、養蜂、鶏、豚などを育てながら半分自給自足のような生活を行っている。
 また、彼はアメリカに住む二児の父親で、趣味以外では、数ヶ月に一度ニューヨークで、愛する息子たちと一緒に過ごすことを何よりの喜びとしています。
 ヴァンクールさんの資料より。

ヴァン・ド・フランス・ブラン・ブランク2016
 品種:ソーヴィニヨンブラン100%
 樹齢:40年平均
 畑:シレックス混じり粘土質
 収穫日は9月29日。収量は30hl/ha
 醗酵:自然酵母で6ヶ月。
 熟成:12hLの木桶タンク、400 L古樽2樽で12ヶ月。
 マセラシオン:無し
 Blank「空白」はこのヴィ エーユ・ヴィーニュのワインが出来るまでに期間が開いたこととBlancとBlankを掛けています。
 (あと、ロー ランの好きなナンシー・シナトラの曲Bang BangとBlankを掛けています。)
 SO2は瓶詰前に10mg/L添加。ノンフィルター

 畑は以前クロ・ロッシュ・ブランシュが「NO.5」というソーヴィニヨンのトップキュヴェをつくっていたヴィエーユ・ヴィーニュの区画を、2016年に2年越しで0.5 haを手にすることがでました。
 ワイン名は最初TimeとBlankで迷ったそうだが、2年間無償で畑の管理を引き受けていたBlank(空白)と、フランス語のBlancが語源でもあり白ワインとも一致すること、そしてローランの好きなナンシー・シナトラの歌Bang Bang=Blank Blankと言葉の響きも良いことからBlankに決定したそうです。
 ワインはビビッドでアタックに勢いがあり、まさに活きたワイン「ヴァン・ヴィヴァン」を感じます。
 高級なイメージをあえて演出するためにラベルの文字を金色にしてふざけてみたと彼は言うが・・・
 ラベルのイメージとワインの味わいは実にマッチしています。
 おふざけにしてもローランはハイセンスです。
MORITAYAより)

BLANK Laurent Saillard 2016 part2
BLANK Laurent Saillard 2016 part3




http://d.hatena.ne.jp/akirais/20180904/1536075798
ワイン会にて
 
抜栓日:2018年9月4日
透明感、輝きのあるイエローで、粘性がやや高め。グレープフルーツ、青りんごの香り。ほんのりとした樽香(400Lの古樽だそうです)。酸はしっかりとしてフレッシュ。アフタの苦味がやや強めに感じます。液質がとてもバランスよく、自然派ということですが、この辺が亜硫酸の為せるワザなのかとても綺麗なワイン。欠陥臭を殆ど感じません。人によっては感じる場合もあるようでした。よくできたナチュールのSB。
スポンサーサイト



テーマ : ワイン
ジャンル : グルメ

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

検索フォーム
プロフィール

akira0629

Author:akira0629
自分が所持している、あるいは、飲んだことのあるワインのデータベース的ブログです。

FC2ブログランキング
ブログランキングに参加してます ポチっとお願いします

FC2Blog Ranking

FC2カウンター
フリーエリア
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード